録画中継

令和2年6月第392回定例会
6月29日(月) 本会議 閉会
第 1 会議録署名議員の指名
第 2 議案第46号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    議案第47号 名張市農林関係事業分担金徴収条例の一部を改正する条例の制定について
    議案第48号 名張市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について
    議案第49号 名張市体育施設使用条例の一部を改正する条例の制定について
    議案第50号 名張市介護老人保健施設の設置及び管理に関する条例及び名張市介護老人保健施設手数料条例を廃止する条例の制定について
    議案第51号 農業委員会委員の任命につき認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合の同意について
第 3 議案第52号 令和2年度名張市一般会計補正予算(第3号)について
第 4 請願、陳情について
日程追加 議員提出議案第2号 名張市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について
第 4 議事日程のとおり
日程追加 議案第53号 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて
     午前10時00分開議
  (議長富田真由美議長席に着く)
○議長(富田真由美) 皆様、おはようございます。
 ただいまから本日の会議を開きます。
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△日程第1
 会議録署名議員の指名
○議長(富田真由美) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において森脇和徳議員、細矢一宏議員を指名いたします。
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△日程第2
 議案第46号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 議案第47号 名張市農林関係事業分担金徴収条例の一部を改正する条例の制定について
 議案第48号 名張市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について
 議案第49号 名張市体育施設使用条例の一部を改正する条例の制定について
 議案第50号 名張市介護老人保健施設の設置及び管理に関する条例及び名張市介護老人保健施設手数料条例を廃止する条例の制定について
 議案第51号 農業委員会委員の任命につき認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合の同意について
○議長(富田真由美) 日程第2、議案第46号から議案第51号までの6議案を一括議題といたします。
 まず、総務企画委員長の報告を求めます。
 総務企画委員長。
  (議員森岡秀之登壇)
◆総務企画委員長(森岡秀之) 総務企画委員会に審査を付託されました議案第46号及び議案第48号の2議案について、審査の経過並びにその結果をご報告申し上げます。
 まず、議案第46号、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は常勤職員に適用される公務災害補償制度及び労働者災害補償制度に準じて、遺族補償年金前払一時金が支給された場合の遺族補償年金の支給停止に関する規定等について、所要の改正を行おうとするものであります。
 委員会においては、特に質疑、意見等はなく、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第48号、名張市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、補償基礎額の引き上げ等を行うために、所要の改正を行おうとするものであります。
 委員会におきましては、消防団活動協力員の補償についての質疑があり、執行部からは、消防作業従事者等として補償されているとの答弁がありました。
 その後、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
 以上、ご報告申し上げます。
○議長(富田真由美) 総務企画委員長の報告が終わりました。
 これより委員長の報告に対する質疑を行います。
  (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(富田真由美) 質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
 次に、教育民生委員長の報告を求めます。
 教育民生委員長。
  (議員阪本忠幸登壇)
◆教育民生委員長(阪本忠幸) 教育民生委員会に審査を付託されました議案第49号及び議案第50号の2議案について、審査の経過並びにその結果をご報告申し上げます。
 まず、議案第49号、名張市体育施設使用条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は名張市民ホッケー場に夜間照明設備が設置されたことに伴い、利用時間を変更し及び照明料金を定めるほか、所要の改正を行おうとするものであります。
 委員会におきましては、ホッケーのまちなばりのPRについて質疑があり、執行部からは、国体の競技が行われることも含め、今以上にアピールする必要がある。現在、ホッケー場を利用している団体や学生などに働きかけ、ホッケー場や国体の競技会場にもなっている陸上競技場の利用促進を図るとともに、市民にも興味を持ってもらえるよう、ホッケー競技の振興を図り、利用者をふやしたいとの答弁がありました。また、夜間に公式戦を実施するには照度が不足することから、さらなる照明設備等の整備のため、寄附を募っていただきたいとの意見がありました。
 その後、採決した結果、本案は挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第50号、名張市介護老人保健施設の設置及び管理に関する条例及び名張市介護老人保健施設手数料条例を廃止する条例の制定についてでございますが、本議案は市内に民間の介護老人保健施設が開設され、及び名張市立病院に地域包括ケア病棟を開設したことにより、急性期治療を終えてリハビリテーションが必要となる患者の受け入れにかかわる環境が整ったことを踏まえ、病院事業のさらなる経営の合理化を進めることを目的とし、名張市介護老人保健施設ゆりの里の供用を廃止するため、関係条例を廃止しようとするものであります。
 委員会におきましては、ゆりの里で勤務していた臨時職員の状況について質疑があり、執行部からは、看護師2名のうち1名は市立病院で勤務し、もう一名は退職、作業療法士1名、事務職1名は市立病院で勤務し、16名の介護職員は市立病院には介護職がないため、介護職の継続を希望する場合は市内の介護施設を紹介するなど、複数回にわたって相談し、結果として7名は市立病院で看護助手として勤務し、9名は退職しているとの答弁がありました。また、市立病院の経営状況について質疑があり、執行部からは、ゆりの里で毎年発生していた約6,000万円の赤字について解消できると考えている。また、地域包括ケア病棟を有効活用することで、ある程度の改善が見込めるとの答弁がありました。さらに、存続を求める請願が提出されたことは、ゆりの里が当初の設置目的を果たし、愛されてきた証拠である。より一層市内のサービスが充実するようにお願いしたいとの意見がありました。
 その後、採決した結果、本案は挙手全員により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上、ご報告申し上げます。
○議長(富田真由美) 教育民生委員長の報告が終わりました。
 これより委員長の報告に対する質疑を行います。
 山下議員。
◆議員(山下登) この議案第50号について、2点ばかり委員長報告の内容で確認をしたいと思いますので。
 まず1点目が、ゆりの里の毎年赤字6,000万円という収支内容なんですけども、この検証を委員会として、この赤字の原因がどのような内容であるのか、検証結果といいますか、委員会としての分析、どのようにお考えなのかお尋ねします。
○議長(富田真由美) 教育民生委員長。
  (議員阪本忠幸登壇)
◆教育民生委員長(阪本忠幸) 山下議員のご質問にお答え申し上げます。
 教育民生委員会では、赤字の内容の分析についての質疑がございませんでした。ただ、毎年毎年累積赤字になっていることから、これを解消するにはこの条例の廃止しかやむを得ないという判断でございます。
○議長(富田真由美) 山下議員にお伺いいたします。質疑は多数に及びますか。
 山下議員。
◆議員(山下登) 赤字だからこのような流れになってるんですけども、やはり委員会としてはもう少し時間をかけて、市民の方にこういった経過でこうなんだよということをもっと丁寧に説明する必要があると思うんですね。2年先に開所ということなんですけども、まだ時間があると思いますので、短時間に軽々に判断するのはどうかなと。特に、私もやむを得ないなという思いがあるんですけども、余りにも委員会の議論が、内容が少な過ぎる。あるいは、経営面で考えてるのであれば、ゆりの里の損益分岐点といいますか、どのようにしていったら市民の負担が少なくなるかとかという議論もあってしかるべきだと思うんですけども、その点いかがでしょうか。
○議長(富田真由美) 教育民生委員長。
  (議員阪本忠幸登壇)
◆教育民生委員長(阪本忠幸) 委員会の内容についての質疑とはちょっとずれてると思いますが、発言があった内容を一部引用してお答えしますと、介護老人保健施設は職員の配備要件も厳しくて、48床のゆりの里ではもう収益が上がらない。これはもう何十年も続いてますし、もう我々、山下議員も私も議員になったときからこの赤字は続いてるのが認識の上で、何とか赤字を解消しようと、私も山下議員もしてきたはずです。それが、現状でもこのままできていない。これからもこのまま、よくて6,000万円のまま赤字が続くであろうという想定のもとに議論をした結果、廃止はやむを得ないという状況に至りました。
○議長(富田真由美) 委員長、時間制限がありますので、椅子を用意しますので、こちらで少しお待ちください。
 山下議員。
◆議員(山下登) 非常に重要な市民の関心のある案件ですので、私の希望としましては、もう少し時間をかけて丁寧な議論で、市民の皆さん方に説明すべきであろうというふうに私は思いますので。例えば、経営が悪いからというのであれば、枝が枯れたから幹はどうするんだという、それなら本体のところはどうするんだという議論も当然出てきた結果が、枝を切っていくということが、市民にどれだけ理解できるかなという思いがありましたので、若干委員会でも説明を求めました。
 もう一点が、この地域包括ケア病床の関係で言えば、名張市内にそういった施設が充足してきたということもあるんですけども、その点、例えば何事業者で何病床あるのか、その点いかがでしょうか。
○議長(富田真由美) 教育民生委員長。
  (議員阪本忠幸登壇)
◆教育民生委員長(阪本忠幸) 山下議員に申し上げます。
 委員会は、公開の場でありますので、できれば傍聴していただければと思います。そういう内容も全て細かくありました。
 市内には民間で同様の施設が2業者ありまして、両方とも一方は、ゆりの里は入所者がゼロになった現在でも入所率が一方で80%、もう一方で約50%。まだ十分にあきがある状況が市内にはある、そのように考えております。
○議長(富田真由美) 山下 登議員。
◆議員(山下登) いずれにしましても、この議案第50号に上がっている条例につきましては、閉鎖するという一つの方向でもなかなか市民の理解が得られていない方も、多くの市民の方がお見えになるということですので、もう少し丁寧な委員会での議論と、そして市民の皆さん方にもう少しわかりやすく説明する方法も今後考えていただければと思います。市民の皆さん方は、議会だよりですとか結果しかわからないんですね。こんな廃止条例があって、こうなりましたと。その中間のところがわかりやすくしようと思ったら、当然広報の問題もあるんですけども、時間をかけて、今こんなことで時間をかけて議論をしてるんだというところがわかりやすくなるようにお願いいたします。
 以上で終わります。
○議長(富田真由美) 山下議員に申し上げます。
 委員長報告の内容に対する質疑でございますので、個人の意見を述べることは注意してください。
 それでは、ほかに質疑はございませんか。
  (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(富田真由美) 質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。
 次に、産業建設委員長の報告を求めます。
 産業建設委員長。
  (議員荊原広樹登壇)
◆産業建設委員長(荊原広樹) 産業建設委員会に審査を付託されました議案第47号及び議案第51号の2議案について、審査の経過並びにその結果をご報告申し上げます。
 まず、議案第47号、名張市農林関係事業分担金徴収条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は近年の台風等による自然災害が市民生活及び経済活動の基盤となるライフラインに与えられている影響に鑑み、その被害を防止するための伐採事業を実施するに当たり、その事業により利益を受ける者から徴収する分担金について必要な事項を定めるほか、所要の改正を行おうとするものであります。
 委員会におきましては、今回の改正を行う契機について質疑があり、執行部からは、去年の台風の際、千葉県で倒木により電力関係に大きな被害を受けたことから、全国的に見直しが進んできたとの答弁がありました。
 その後、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第51号、農業委員会委員の任命につき認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合の同意についてでございますが、本議案は市内における認定農業者の数が委員の定数に8を乗じて得た数を下回ることから、認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合を定める農業委員会等に関する法律施行規則の規定により、議会の同意を得ようとするものであります。
 委員会におきましては、特に質疑、意見等はなく、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり同意すべきものと決定いたしました。
 以上、ご報告申し上げます。
○議長(富田真由美) 産業建設委員長の報告が終わりました。
 これより委員長の報告に対する質疑を行います。
  (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(富田真由美) 質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。
 これより討論を行います。
 三原淳子議員。
  (議員三原淳子登壇)
◆議員(三原淳子) 議案第50号、名張市介護老人保健施設の設置及び管理に関する条例及び名張市介護老人保健施設手数料条例を廃止する条例の制定について、反対の立場で討論いたします。
 市立病院の経営改善のためにゆりの里を廃止、合理化、これで本当にいいんでしょうか。ことしの1月8日にゆりの里の職員、ことしの6月いっぱいで廃止が告げられました。議会には、1月23日の全員協議会で初めて廃止の報告を受けました。働いている看護師たちは寝耳に水で、ゆりの里で頑張って働こうと思っていた。介護士として働き続けたいと訴えたそうですが、もう決まっていると言われたそうであります。そして、廃止条例が上程されてもいないのに、施設の無償貸し付けが決まり、どんどんと廃止に向け進んでいく中で、入所されている方もそれぞれに次の行き先を探すことになりました。なぜ突然に廃止することになったのか。これまで名張市が策定して、民間や市民の皆さん、有識者を加えた名張市立病院改革検討委員会や、介護保険審議会で議論もないままに、ことしになって突然の廃止表明でありました。
 平成28年2月の市議会政策調査部会の財政改革に対する意見では、中・長期的課題として市立病院、介護老人保健施設、看護専門学校の各経営形態について、地方公営企業法の全部適用、地方独立行政法人化、指定管理者制度、民間譲渡などの導入を検討されたいとしています。そして、これは平成28年策定の平成32年、2020年までの間の病院改革プランに反映がされています。市立病院改革プランでは、市立病院と介護老人保健施設ゆりの里、看護学校と一体で経営効率を上げていく。そして、経営形態の見直しも検討するとなっています。議会のこの意見も、改革プランも名張市介護保険施設の廃止、そういうことは全くこれまでになかったものであります。地域包括ケア病棟ができたこと、民間施設ができたこと、これが理由になってますけど、名張市のこれまでと現状と、そして将来を考えて策定された名張市介護保険事業計画第6次改訂、2020年までは介護施設の整備計画の中で介護老人保健施設は228床となっています。民間圧迫ではなく、共存であります。民間があるから公立は要らない。そういう意見がありますが、ゆりの里の48床がなくなると、平成30年度の利用実績で170人、残りが180床になりますから、ぎりぎりになるという数字であります。しかし、先ほどの委員長の報告もありましたように、民間施設80%、そして1つは50%、その原因としてはどこでも介護士不足が原因で、民間施設でその床数、ベッド数があったとしても、働く介護士や看護師が確保できなければ受け入れができない、そんな現状があります。そのような検証で対策がないままに、ゆりの里の48床を廃止するのは余りにも乱暴ではないでしょうか。
 民間施設の事情は民間施設でなければわかりません。この名張市議会の中で追求することもできませんし、それぞれの事情は民間の経営形態の中にあることをこの議会で明らかにすることもできません。そして、先般の保育所民営化のとき、当初は市内保育所14園全部を民営化するという計画でありました。しかしながら、公立でなければ受け入れられない場合があると、公立保育所が残されたように、これから高齢化が進む中で、高齢者福祉においても公的役割というのが必要ではないでしょうか。
 平成30年3月、その議会の中で、これは市長選挙の前の議会でありました。そこで、柳生議員が質問しています。現市長の対抗候補者のお一人がゆりの里の民営化を公約に掲げているけれども、その必要性はあるのかと質問しました。病院の回答は、ゆりの里は公的役割を果たしていることから民営化はしないと答えています。つまり、選挙時の現市長の方針でありました。6,000万円の赤字だから廃止。こういう考え方だったら、市立病院も赤字、廃止になるということではないでしょうか。そうではないでしょう。今のこのコロナ禍で、保健所の統廃合により体制の弱さと人員不足が顕著になっています。そして、医療機器も崩壊寸前、そういうことが各地で起きました。この地域においても、民間病院はコロナ患者を受け入れられないと答弁がありました。だからこそ、公的施設が大事であること、このことを再認識して地域医療構想も再考すべきだ、見直すべきだの声が全国で上がっています。そして、介護現場でもさまざまな基礎疾患を持つ高齢者が利用をしていること。食事の介助など身体的な接触を伴い、コミュニケーションが不可欠な対人の援助サービスです。高齢者の陽性患者も入院療養が基本とされておりますが、病院のベッドの確保状況や本人の事情により、介護施設内での支援が必要となるケースも出てくるでしょう。新型コロナウイルス感染症に備える観点からも、この時期に公的介護施設を廃止すべきではないと思います。
 名張市がゆりの里を責任を持って運営し存続してくださいと請願署名が集められて、市長、議長に提出がされています。また、存続を求める請願も介護士さんから出されています。高齢化がまだまだ進む中で、高齢者の尊厳を守る公的介護施設、本当に重要です。名張市において誰ひとり取り残さない、行き場のない高齢者を生じさせない、このことを求めて討論といたします。議員の皆さんの賛同をどうぞよろしくお願いいたします。
○議長(富田真由美) 細矢一宏議員。
  (議員細矢一宏登壇)
◆議員(細矢一宏) ただいま議題となっております議案第50号、名張市介護老人保健施設の設置及び管理に関する条例等を廃止する条例の制定につきまして、私は賛成の立場で意見を述べさせていただきます。
 介護老人保健施設ゆりの里は、平成9年4月に開設され、これまで主に市立病院のバックベッド的な役割を担いながら、在宅復帰に向けたリハビリが必要な患者等の受け入れを行っており、今日まで病院の併設施設、また公立の施設といった特色を生かしながら、入所定員が48床と限られた定員枠の中で施設運営が行われてまいりました。
 当施設が果たしてこられた高齢者福祉という側面での貢献度は、評価いたします。しかしながら、経営的な観点で申しますと、介護老人保健施設の一般的な採算ベースの定員数は80人程度と言われている中、ゆりの里入所定員は48人ということで、経営的には不採算施設と言わざるを得ず、ここ数年におきましても収益的収支は単年で約6,000万円から7,000万円の赤字となっており、病院事業会計にとりましても経営的に大きな負担を強いている状況であったと考えております。
 このような中で、市は第2次病院改革プランにおきまして、ゆりの里の経営改善を図る取り組みを推進されながら、不採算でありましても公が担う役目として今日まで高齢者福祉事業の一環として継続されてきたことと存じます。しかし、ゆりの里の運営につきましては、市議会においても平成28年2月に財政改革に対する意見の中で、中・長期的課題といたしまして、介護老人保健施設の経営形態について、民間譲渡等の検討をするように提言をするなど、経営面での何らかの改善を求めてきたところであり、今日では同機能の民間施設が市内に2カ所開設されるなど、定員枠につきましても、平成9年度のゆりの里のみの48床から、ゆりの里と合わせて228床となっている状況でございます。
 また、市立病院では4月1日よりリハビリを中心に在宅復帰を目指すといった同じような機能を持つ地域包括ケア病棟が本稼働しており、市立病院からゆりの里へ退院されるであろう患者につきましても、市立病院において一定の受け入れが可能な状況となったと伺っております。
 このように、ゆりの里が閉所となりましても、市民サービスの低下が最小限に抑制されるよう対策が講じられていること、また、公が必ずしも担わなければならない分野ではなく、民間事業者にお願いできる分野であるものと整理がつくこと、さらには、病院事業のスリム化を図ることで収支改善を図り、市の財政負担の低減あるいは他のサービスへの資源投入が期待できるといった、こうした効果が見込めるものと考えております。また、私が調べたところでは、県内で公が介護老人保健施設を運営しておりますのは、度会郡玉城町と熊野市、御浜町、紀宝町による一部事務組合の2カ所のみであり、県内の多くの自治体の介護老人保健施設は民間事業者が役割を果たしていると考えております。
 しかしながら、存続に関する請願や700名を超える署名による要望書が提出された施設でもございますので、ゆりの里が閉所となりましても、市の介護サービスが低下することなく、介護事業にしっかりと応えていけるよう、市としても万全を期していただきますよう最後にお願いを申し上げて、私の賛成討論といたします。議員の皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(富田真由美) 以上をもって討論を終結いたします。
 これよりまず議案第50号について採決いたします。
 教育民生委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  (賛成者起立)
○議長(富田真由美) 起立多数であります。よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。
 続いて、議案第46号から議案第49号までの4議案について一括採決いたします。
 総務企画委員長、教育民生委員長、産業建設委員長の報告はいずれも可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(富田真由美) 異議なしと認めます。よって、議案第46号から議案第49号までの4議案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第51号について採決いたします。
 産業建設委員長の報告は同意であります。本案は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(富田真由美) ご異議なしと認めます。よって、議案第51号は原案のとおり同意されました。
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△日程第3
 議案第52号 令和2年度名張市一般会計補正予算(第3号)について
○議長(富田真由美) 日程第3、議案第52号を議題とし、去る6月19日に引き続き、これより質疑を行います。
  (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(富田真由美) 質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第52号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(富田真由美) ご異議なしと認めます。よって、議案第52号については委員会付託を省略することに決しました。
 これより討論を行います。……討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
 これより議案第52号について採決いたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(富田真由美) ご異議なしと認めます。よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。
 暫時休憩いたします。(休憩午前10時36分)
○議長(富田真由美) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。(再開午前10時38分)
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○議長(富田真由美) お諮りいたします。
 ただいま福田博行議員ほか6名から議員提出議案第2号、名張市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について、議案が提出されました。
 この際、日程を追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(富田真由美) ご異議なしと認めます。よって、日程を追加し、議員提出議案第2号を議題とすることに決しました。
△日程追加
 議員提出議案第2号 名張市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について
○議長(富田真由美) これより議員提出議案第2号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 福田博行議員。
  (議員福田博行登壇)
◆議員(福田博行) ただいま上程されました議員提出議案第2号、名張市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。
 本議案は、介護老人保健施設の廃止に伴い、同施設を常任委員会の所管から削除する改正を行おうとするものであります。
 以上よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(富田真由美) これより質疑を行います。
  (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(富田真由美) 質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第2号については、会議規則第37条第3項の規定に基づき委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(富田真由美) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号については委員会付託を省略することに決しました。
 これより討論を行います。……討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
 これより議員提出議案第2号について採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  (賛成者起立)
○議長(富田真由美) 起立多数であります。よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。
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△日程第4
 請願、陳情について
 令和2年請願第1号 名張市介護老人保健施設「ゆりの里」の存続に関する請願
○議長(富田真由美) 日程第4、請願、陳情についてを議題といたします。
 請願第1号について委員会の審査の報告を求めます。
 教育民生委員長。
  (議員阪本忠幸登壇)
◆教育民生委員長(阪本忠幸) 教育民生委員会に審査を付託されました名張市桔梗が丘5番町1街区11番地、名張市立介護老人保健施設ゆりの里の存続を求める市民の会代表橋本初枝氏、上村康子氏提出の令和2年請願第1号、名張市介護老人保健施設ゆりの里の存続に関する請願について、審査の経過並びにその結果をご報告申し上げます。
 本請願は名張市介護老人保健施設ゆりの里の存続を求めるものであります。
 委員会におきましては、請願書は介護老人保健施設の目的、役割を誤解している。民間施設と比較して、ゆりの里は費用が安く、より幅広く受け入れるかのような印象を受けるが、同じ条件のもと法律にのっとった運用をしているため、民間施設もゆりの里もほとんど変わらないとの意見がありました。また、開設当時とは状況が変わり、市内に複数の介護老人保健施設があり、受け入れが可能である。市が担う必要があるのか。民業圧迫になり得るとの意見がありました。
 その後、採決した結果、本請願は挙手ゼロであり、賛成者がなく、不採択とすることに決定をいたしました。
 以上、ご報告申し上げます。
○議長(富田真由美) 教育民生委員長の報告が終わりました。
 これより委員長の報告に対する質疑を行います。
  (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(富田真由美) 質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。
 これより討論を行います。
 三原淳子議員。
  (議員三原淳子登壇)
◆議員(三原淳子) 請願第1号、名張市介護老人保健施設「ゆりの里」の存続を求める請願に対して、賛成の立場で討論いたします。
 この請願は、ゆりの里で働いていた看護師からの請願です。紹介議員となりました。そして討論をつくるに当たり、さきの委員会で出された質問や意見をご本人に伝え、請願者の思いを改めて聞きました。議員の皆さんにも当初に直接この請願者が郵送で請願、紹介議員にお願いを届けていると思います。この請願者の声を、思いを直接聞いてもらえたらよかったと思いました。
 そして、委員会でさまざまな質問が出ました。紹介議員としてお答えをいたしました。しかし、不足があったのです。ですから、当事者の方に直接聞いてもらえたらよかったなと思いました。しかし、その内容を伝えて改めてここで討論といたします。
 まず、委員会で若年世代の介護施設、若年世代を受け入れていたというのは、介護施設としておかしいのではないかという質問がありました。請願で言われている若年世代とは、40歳から64歳まで、難病患者と特定疾患が認められ、介護認定を受けている方も受け入れてきたことを指していました。そして、民間施設と公立で料金は介護保険制度の中で決まっておりますので、同じということについては、民間施設も同じように多床室はありますが、なかなかあきがないので、多床室を持つゆりの里はその存続が必要ということです。内容としては、所得が低い方で老齢年金受給者は、多床室でしたら居住費が0円、課税年金収入額、非課税年金収入額の合計が80万円超えの方で、個室でしたら1日1,310円かかりますが、多床室では370円です。地域で包括ケア病棟ができたから、今までゆりの里が果たしてきた役割ができるという、そんな意見もありましたが、ゆりの里の閉所に伴い、市立病院の地域包括ケア病棟にゆりの里で働いた看護師さんは移りましたが、介護士の仕事ではなく、看護助手ということで、やっぱり何十年も続けてきた介護の仕事がしたい。ずっと頑張っていこうと思っていた職場がなくなったとおっしゃっておりました。これから高齢化がまだまだ進み、単身の高齢者も多くなるでしょう。病気を患い、体のぐあいを悪くして、先々の生活や住まい、そしてお金の管理にも不安を持つ方が安心して暮らせるように、名張市は相談できる場をなくさないでほしい。今は元気にしている、誰もがそうなる可能性があり、それこそが住民の福祉を守る行政の役割ではないかと切実に訴えられました。これが請願者の思いです。赤字だから、病院の経営改革で廃止と言うけれど、赤字の責任を高齢者とそこで働いている人に向けないでほしい。胸に刺さる言葉をもらいました。2020年までの市立病院改革プラン、病院と一体でゆりの里も経営向上を上げる、このことは議会も承知していますし、だからこそ廃止ではなくて、経営改善を議会としても検証し、提言すればよかったと私自身も反省をしております。市民、住民のための市立病院と一体である介護老人保健施設を存続させる請願、これをしっかりと受け取り、賛成の討論といたします。議員の皆さんの賛同をどうぞよろしくお願いいたします。
○議長(富田真由美) 以上をもって討論を終結いたします。
 これより請願第1号について採決いたします。
 教育民生委員長の報告は不採択であります。請願第1号を採択することに賛成の議員は起立願います。
  (賛成者起立)
○議長(富田真由美) 起立少数であります。よって、請願第1号は不採択とすることに決しました。
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○議長(富田真由美) お諮りいたします。
 ただいま市長から議案第53号、農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて、議案が提出されました。
 この際、日程を追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(富田真由美) ご異議なしと認めます。よって、日程を追加し、議案第53号を議題することに決しました。
△日程追加
 議案第53号 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて
○議長(富田真由美) これより議案第53号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長。
  (市長亀井利克登壇)
◎市長(亀井利克) ただいま上程されました議案第53号、農業委員会委員の任命につき同意を求めることにつきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
 本議案は本年7月19日をもちまして任期が満了いたします農業委員会委員につきまして、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、新たに14名の者を農業委員会委員に任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 今回同意を求める14名につきましては、推薦及び公募の委員候補者の中から選考委員会において公正に選考し、農業委員として適任者であると確信し、委員をお願いするものでございます。何とぞよろしくご同意を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由のご説明といたします。
○議長(富田真由美) これより質疑を行います。
  (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(富田真由美) 質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第53号については、会議規則第37条第3項の規定に基づき委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(富田真由美) ご異議なしと認めます。よって、議案第53号については委員会付託を省略することに決しました。
 これより討論を行います。……討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
 これより議案第53号について採決いたします。
 本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(富田真由美) ご異議なしと認めます。よって、議案第53号は同意することに決しました。
 ただいま市長から発言を求められておりますので、この際これを許可します。
 市長。
  (市長亀井利克登壇)
◎市長(亀井利克) 閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
 議員の皆様方には、去る6月11日の開会以来、本日まで終始ご熱心にご審議を賜り、令和2年度名張市一般会計補正予算を初め、提出させていただきました全ての議案を滞りなく議了いただき、まことにありがとうございました。
 本会議あるいは委員会を通じまして、議員の皆様方からいただきました貴重なご意見やご提案を真摯に受けとめ、施策の推進に努めてまいりたいと存じます。
 また、本定例会の初日に開催いただきました、新型コロナウイルス感染症対策関連の代表者質問では、今後の市の対応対策につきまして広範にわたりましてご意見を、そしてご提案を頂戴いたしたところでございます。第2波・第3波の襲来が予想される中で、頂戴いたしましたご意見を最大限尊重させていただき、またスピード感を持って着実に事業展開が図れますよう、職員一丸となって邁進してまいりますので、より一層のご支援を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
 6月19日には、全国で県境をまたぐ移動の自粛要請が全面解除されました。社会経済活動のレベルを引き上げていくに当たりましては、感染予防策を日常のさまざまな場面でしっかりと実践していくことが重要ですが、人の移動や活動が広がる中では、感染のおそれは常に身近にあります。市民の皆様には新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、新しい生活様式の実践を引き続き行っていただくとともに、夏を迎えるに当たり、屋外で周囲の人との距離を十分にとれる場所では一時的にマスクを外して休憩するなど、熱中症の予防にも心がけていただきますようよろしくお願いを申し上げます。
 議員の皆様方におかれましては、ことしの夏も酷暑が予想されておりますことから、これから暑さもさらに厳しくなってまいりますので、健康には十分にご留意いただき、ますますご活躍をいただきますことをご祈念申し上げます。
 以上、甚だ簡単ではございますが、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(富田真由美) 以上をもちまして今期定例会に付議されました事件は全て終了いたしました。
 令和2年6月第392回定例会はこれにて閉会いたします。
     午前10時55分閉会
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