録画中継

令和元年12月第389回定例会
12月10日(火) 本会議 一般質問
清風クラブ
常俊 朋子 議員
1.産業の活性化について
 ・名張のブランド米の考え方
2.まち・ひと・しごと創生総合戦略について
 ・高校生・高専生アンケートから見る名張市の可能性
3.公共施設等総合管理計画について
 ・市役所庁舎、夏見廃寺展示館、名張藤堂家邸、観阿弥ふるさと公園
4.教育センターの取組について
 ・小中一貫教育、コミュニティスクールの取組など、新たな教育現場での支援体制
 ・適応指導教室(さくら教室)の現状
 ・不登校児童生徒の居場所づくり
5.三重県における犯罪被害者への取組から見る名張市のこれからについて
 ・犯罪被害者への支援と犯罪者の更生
◆議員(常俊朋子) 皆様おはようございます。清風クラブの常俊朋子でございます。
 本日は、第15回議場コンサートで野上圭三様のすばらしい演奏を聞かせていただきました。本当に心があらわれるような演奏でした。しかし、この余韻に浸っていたいものですが、そうもまいりません。第389回定例会2日目の一般質問、最初の質問者として登壇させていただきます。
 この1年を振り返りますと、台風やゲリラ豪雨、自然災害の被害規模の大きさに驚くとともに自助、互助、共助の大切さを思い知らされることとなりました。また、乳幼児や子供たちの虐待死が相変わらず報道され、SNSを利用した誘拐など新たな犯罪に心を痛めるところです。高齢者の自動車事故にも負傷者や死者が報道されるたびにこの国のありようが問われているように感じます。来年はオリンピック・パラリンピックが東京で開催されます。世界の人々をお迎えするに当たり、国民の一人として心を一つにしていくことが大切であり、国民が、県民が、市民が安心・安全に暮らせる町を目指して何をすべきか責任ある行動や言動で皆様の共感をいただけるように頑張ってまいりたいと思います。
 それでは、通告書に従い質問させていただきます。
 まずは産業の活性化についてでございます。JA直売所として伊賀市ではとれたて市ひぞっこが三重県下最大級のファーマーズマーケットとしてオープンいたしました。名張市ではいがふるさとほのぼの市場が新鮮、安心・安全、お得を掲げ地元の農家の方々の農産物や加工品を販売されています。生産者と消費者との距離を縮める地産地消のお店として運営されています。その中でも伊賀米コシヒカリは平成23年から3年連続特Aを受賞し、平成30年度産米の食味ランキングで昨年に引き続き特Aをいただき、2年連続の栄誉をいただきました。伊賀米コシヒカリは伊賀地域の伊賀市と名張市が産地であり、伊賀米と一言で済ませるには名張として残念なことだと感じています。名張市産業部では農作物の生産振興に関すること、地産地消に関することを中心に産業の活性化に取り組んでいるところだと思いますが、名張ブランドとしてのPRをしていくなど今後の方策についてどのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。
 2つ目は第2期名張市まち・ひと・しごと創生総合戦略市民意識調査とともに行われた高校生、高専生アンケート結果からお伺いいたします。市民の皆様にも名張市のホームページからごらんになっていただけるようになってます。ことしは総合戦略の見直しを行う年度に当たることから市民アンケートを行っているところですが、今回も興味深く拝見させていただきました。名張市として若い世代の声をどのように反映しようとしているのか、そこから見えてきたものを名張市として何に注目されるのか、どのようなことがおもしろいと感じられたのか、自由な意見の中から聞こえてくる声をどのように受けとめ、どのような取り組みを進めていこうとされるのかをお伺いいたします。私が注目させていただいたことは娯楽施設や商業施設が欲しいという声です。20年前からも伊賀市には映画館があるのに名張市には映画館がないことに子供たちの不満の声がありました。その当時は伊賀地域として伊賀に映画館があるのに名張市にあえて映画館を建てるなんて考えられなかったようですが、このたびは伊賀地域として伊賀市の映画館がなくなってしまったこともあり、名張市で映画館ができれば名張市の地域活性化につながるのではないかと考えるところです。先般、日本の映画界で活躍されている瀬木直貴監督と懇談させていただく機会をいただき、名張市を舞台に映画が制作される機会がなきにしもあらずという新たな展開が見え隠れしてきました。我が会派の長老は瀬木直貴監督の作品5作品、いのちスケッチ、恋のしずく、ラーメン侍、ROUTE42、カラアゲ☆USAを鑑賞され、まさに名張のよいところを知っていただき、名張市民の思いを伝えていくことが名張での映画撮影の実現への第一歩と確信されたようです。名張の映画を名張の映画館で鑑賞、このようなことが実現できればと有志の皆様と夢を描いているところです。
 3つ目は公共施設等総合管理計画についてでございます。公共施設の総合管理計画、老朽化も含め、これから真剣に取り組まなければいけないところです。優先順位や先立つものを考えると頭の痛い問題だと思います。しかしながら、名張市の顔である市役所庁舎の利活用において今の現状で市民から改善してほしいという声があることを拝聴しています。庁舎におきましてはエレベーターの改修工事が平成29年度から庁舎の2期と翌年議会棟の1期の改修が終了し、今後も計画的に改修工事が進められることと思いますが、気になる庁舎の管理計画についてお伺いいたします。
 また、夏見廃寺展示館については、夏見廃寺跡の本堂跡を中心に各種のセン仏が多量に出土したことで大和の中央勢力との深い結びつきを物語る貴重な寺院跡であるとして平成2年3月8日付で国の史跡に指定されています。先日、訪れてみました。いつ訪れてもパワーがいただける聖地としてお勧めできるところです。展示物についてもやはりすてきなものでした。名張藤堂家邸におきましては織田信長の忠臣丹羽長秀の三男で藤堂高虎の養子となった高吉に始まり寛永13年、1636年以来、名張に屋敷を構えました。宝永7年、1710年の名張大火後に再建されたもので、明治初年に建物の大部分が取り壊されましたが、全国的に遺構の少ない近世武家の住まいの例として貴重なものと解説されております。
 観阿弥ふるさと公園については、能楽の創設者観阿弥創座の地として記念碑が祭られ、毎年11月第1日曜日に能舞台を中心に観阿弥まつりが開催されています。名張藤堂家邸では多少の修繕は随時行われているようでしたが、これらの施設を大切に保存していくための方策について現状と今後の管理計画をお伺いいたします。
 4番目は小中一貫教育とコミュニティ・スクールの取り組みが進められていく中での教育センターとしての支援体制についてお伺いいたします。12月7日に教育センターで教育フォーラムinなばり2019が開催されました。平成23年に第1回がADSホールで開催されています。教育センターでの開催も恒例となり、毎年工夫が見られ、各小・中学校の取り組む姿の発表や展示に感心させていただいております。名張市の子供たちによるばりっ子会議の市長への提言や教育ビジョンの進捗状況、学校実践発表会など興味深い取り組みの成果と課題について報告がなされました。そのほかさまざまな体験コーナーや学習コーナーがあり、大人も子供もいろんな発見ができる場となっていると思わせていただきました。午後からはモラロジーの小・中学生のメッセージの表彰式も開催されています。その日の最後には名張市内の中学生のオーケストラや吹奏楽の演奏で締めくくられます。子供たちの活躍の場がこのようにふえていくことはコミュニティ・スクールの取り組みに熱心にかかわっていただいてることや9年間の育ちを一貫して考えていくという共通の認識の上に成り立っていることと思わせていただくところです。令和2年度には桔梗が丘中学校と北中学校、梅が丘小学校がコミュニティ・スクールとなり、名張市内全ての小・中学校で完全実施となるとお聞きしています。共生社会の基礎となるさまざまな人とのかかわりやさまざまな考え方に触れ、さまざまな体験をすることで思いやり、寄り添う心を学んで子供たちは成長していってくれるのではないかと考えます。
 次に、教育センターの役割の一つである適応指導教室さくら教室の現状についてお伺いいたします。
 現在の不登校児童・生徒の現状の把握をされていましたら教えていただきたいと思います。保護者の方からさくら教室での指導、相談をされて、学校へは行かないという児童・生徒さんの学習についてご相談いただきました。名張市の不登校児童・生徒の学習の場としてフリースクールのような学習の場を伊賀地域として考えていただけないでしょうかというお尋ねでした。市長のご所見をお伺いいたします。
 5つ目は三重県犯罪被害者支援条例が平成31年4月施行されたことを受け、名張市の被害者支援と犯罪者の更生についてお伺いいたします。さまざまな犯罪等が後を絶たず、それらに巻き込まれた犯罪被害者等の多くはこれまでその権利が尊重されてきたとは言いがたいばかりか十分な支援を受けられず社会において孤立することを余儀なくされてきました。国民の誰もが犯罪被害者等となる可能性が高まっている今こそ、犯罪被害者等の視点に立った施策を講じ、その権利、利益の保護が図られる社会の実現に向けた新たな一歩を踏み出さなければならないという趣旨のもと、犯罪被害者等基本法、平成16年12月8日に制定されたことを受けての都道府県と政令指定都市で44カ所において何らかの犯罪被害者条例が策定されています。国では社会を明るくする運動など犯罪者に対する再犯防止や更生する力を備える手だてを中心に今まで取り組んできていました。しかしながら、犯罪被害者の声や置かれる状況については考えが及ぶものではありませんでした。11月に犯罪被害者の方のお話を聞く機会があり、犯罪被害者の置かれる現実について知り、二次被害という不本意な状況が生まれるという現実にどれだけ打ちひしがれることかという思いになりました。二次被害とは犯罪等による直接的な被害を受けた後に周囲の偏見や心ない言動、プライバシーの侵害、インターネットを通じて行われる誹謗中傷、報道機関等による過剰な取材等により犯罪被害者等が受ける精神的な苦痛、体の不調、経済的な損失等の被害をいう。加害者に対する指導や更生への道は熱心に行われてきましたが、被害者の苦悩というのは知る機会がなかったように思います。兵庫県明石市の例を挙げますと、条例の実際の運用で二次的被害の防止の実現のため市内の書店を初め市民に配慮を要請し、結果的に連続児童殺傷事件の加害者が出版した本を明石市内に置かないようにすることができ、ご遺族が守られたケースがあったそうです。条例の意義が正しく活用された例だと思います。名張市では犯罪被害者相談窓口として市民部市民相談室が警察庁のホームページに掲載されていましたが、今後犯罪被害者条例の制定についてのお考えはございませんでしょうか、お伺いいたします。
 以上で最初の質問とさせていただきます。
○議長(富田真由美) 市長。
  (市長亀井利克登壇)
◎市長(亀井利克) 常俊議員のご質問にお答えいたします。大きく5項目についてのご質問をいただきました。
 1項目めが産業の活性化についてでございます。名張のブランド米の考え方ということでございますが、今、いろんな取り組みをさせていただいてますが、産業部長のほうからご答弁を申し上げたいと存じます。
 2項目がまち・ひと・しごと創生総合戦略について、高校生、高専生アンケートから見る名張市の可能性ということでご質問いただいたわけでございます。これは高校生、高専生、まちの将来を担う方々でございますけれども、その意向を把握し、次年度からの第2期名張市まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定の資料とするため本年9月に実施したものでございます。具体的には市内の高校及び高等専門学校に通う生徒、学生を対象として進路を検討し始める高校3年生及び高専生については4年生、定住、就職、結婚に関する意向やまちづくり等に関する意見について調査を実施いたしました。調査結果につきましては本年10月に市のホームページで公表しているところでございます。本市における人口動態といたしましては、転出数が転入数を上回る社会減となっている年齢層、これは15歳から29歳の年齢層が大半でございます。転出する要因といたしましては進学、就職、結婚などが上げられると考えております。本アンケートの結果からも高校生については現在名張市に在住している生徒のうち4割は卒業後市外へ転出を予定しているという状況がわかりました。本市が本アンケート実施した狙いの一つとして地元への愛着度と地元への定住率等の関係性を図ることがございました。実際にアンケート結果を見ると、地元への愛着度が地元への定住率、就職率、地域活動の有無、地域への貢献意欲に比例する結果となったところでございます。こんなことから、本アンケートを通じて高校生までの時期において地元の愛着を図る取り組みが将来的な転出抑制や定住人口の増加に寄与するものであると再度認識をしたところであり、現在それぞれの学校においても高校生等が自身の居住する地域を知り地域課題等を検討するなどの取り組みを進めていただいており、本市といたしましてもこのような機会のさらなる創出に向け高校等を連携して進めていきたいと考えております。
 また、本アンケートにおいて名張市から転出する理由として最も多かったのが近隣の通える範囲でつきたい仕事、やりたいことができる環境にないからでございました。本市の人口規模や交通状況などから企業立地としてはその環境に限界があるものの本市及び近隣の市町村にはご案内のとおり世界に誇れる製品などを生産している企業もございます。現在、近畿大学工業高等専門学校では地元の企業を訪問し、学生と企業とのマッチングの機会を設けたり、高校においては伊賀地域を対象範囲として高校、市、県教育委員会、地元企業、商工会議所等でキャリア教育や人材育成に関する情報交換の場を設けております。
 また、本アンケートの自由意見については高校生、高専生ともに駅前のにぎわいや映画館など娯楽施設が欲しい、市内公共交通を充実してほしい、働く場所が少ないといった意見が目立ちました。映画館に関しましては、以前希央台市有地活用の際に市民の皆様のニーズを把握する調査を実施いたしました。その結果、最も要望が多かったのが映画館で、その次が温浴施設でございました。その後、関係者の方々と協議をさせていただき、最終的には温浴施設を誘致させていただいたわけでございますが、映画館のニーズにつきましては以前に比べ自宅等で手軽に映画を見られる環境にはあるものの、伊賀市にあった映画館が閉館し現在伊賀地域に映画館がない状況や、現に本アンケートからも多くの高校生等の皆さんが要望されていることから、民間企業が採算性などを総合的に判断し出店されることではございますが、今後の企業誘致の際の参考とさせていただきたいと存じます。
 公共施設等の総合管理計画についてでございますが、総務部長、教育委員会のほうからご答弁申し上げます。
 教育センターの取り組みについては、教育委員会がご答弁申し上げますが、当方からはさくら教室についてのお尋ねがございました。この適応指導教室の現状及び不登校児童・生徒の居場所づくりについてお答えいたしますが、市内小・中学校におきましては新たな不登校児童・生徒を生み出さないという心の居場所づくり、きずなづくりを基盤に各学校で魅力ある学校づくりを進めております。児童・生徒が安心して通うことができ、自己存在感や自己有用感を実感し、充実感を得られるような学校を目指すことで不登校の未然防止を図っていきたいというふうにも考えておりますが、教育センターの適応指導教室においては現在県費負担で2名の適応指導教室相談員及び市費で2名の非常勤の学習等支援員を配置しています。学校、医療、福祉施設等関係機関との連携、情報共有を密にしながら個々の児童・生徒の状況に応じた支援の充実に努め、学校生活への復帰や心理的発達及び自立への支援を行っているところでございます。
 さくら教室の通級生の現状ですが、本年11月1日現在、小学生5名、中学生19名の計24名が通級しており、形態別に見ると集団対応が9名、これは小学生1名、中学生8名です。個別対応が15名、これは小学生4名、中学生11名となっており、昨年度に比べ増加傾向にあります。集団通級では毎日安心できる小集団で人とのかかわり方を学んだり、少しずつ自信をつけ自分を表現したりできるよう、子供の興味関心や実態に応じた学習、スポーツ、集団遊びや月1回程度の体験活動等への指導、支援を行っております。個別通級では週1回程度、主に午後から放課後の時間帯を中心に個々の子供の状況に応じてそれぞれのペースに合った支援を進めています。中には集団になじめない子供や発達に課題のある子供もおり、個々の居場所づくりを大切にしております。特に最近は個別対応の子供がふえてきております。さくら教室通級生の中には小学校から中学校への進学や進級を機に学校復帰を果たした児童・生徒も多くおります。その一方で各学校においても放課後登校等による個別指導を進めているケースはありますが、学校への登校もさくら教室への通級もできない児童・生徒もおります。今後も学校と連携を図りながら不登校傾向の児童・生徒の早期発見、早期対応に努め、全ての児童・生徒の困り感に応じた支援と居場所づくりを進めてまいりたいと、このように思っているところでございます。
 いずれにいたしましてもこのような方向につきましては、寄り添い伴走型の支援が必要なわけでございます。よりきめ細やかな対応をいたしてまいらなければならない、こんなふうには思ってるところでございますけれども、それにかかわる指導者、これも限界があるもんですから、何とか効率のいいそういう方法を今も模索をいたしてるところでございますが、今年度からかねてから申し上げとるとおりでございますが、国立情報学研究所と、そして医療経済研究機構と東大生産技術研究所、京大の言語学の教室、そして名張市でこのAIロボット、これはモニターつきですが、これを活用した取り組みを進めてまいります。これは高齢者のおひとり暮らしの方だったり老老介護、あるいはまた8050問題、そしてひきこもり、そして不登校、こういうお知恵をおかしいただくと、それでこちらから話しかけたりして、こちらへ、教室へお通いいただく方はまだいいんです。そこへも通えない、引きこもったままやと。こういう方に対してどうしてアプローチしていくかと、これが大きなテーマでございまして、今年度は高齢者だけで小規模でやるんですけども、来年度からは国が予算をつけていただきますので、これを活用したそういう取り組みを進めていかなければならないということで、今その準備も進めているところでございます。
 それから、5項目めの三重県における犯罪被害者への取り組みから見る名張市のこれからについてということでございますが、犯罪被害者の支援と犯罪者の更生についてでございますが、これ市民部長のほうからご答弁申し上げますけれども、県のほうでかなりきめの細やかなそういう制度を条例化したものがございまして、これで名張市がする、あえてこの条例を制定する必要はないと、こんなふうに思っているところでございます。市民部長のほうからご答弁を申し上げたいと存じますし、私どもとしてはかねてからもこれも現に実行いたしておりますけれども、名張市地域福祉教育総合支援ネットワーク、寄り添い、伴走型、これをもって対応をさせていただくと、こういうことでございます。
 それから、犯罪者の更生についてのお尋ねございました。これは全国の刑法犯による検挙者数のうち半数近くを再犯者が占める現状の中、平成28年12月に再犯の防止等の推進に関する法律が施行され、都道府県及び市町村において地方再犯防止推進計画の策定に努めることが規定されました。これを受け、本市におきましては本年度策定の第4次名張市地域福祉計画において再犯防止推進計画に係る内容も盛り込み、地域福祉計画と一体的に再犯防止を推進することといたしております。
 具体的には地域福祉教育総合支援ネットワークによる関係機関、団体との協働による包括的支援を基本に生活困窮者自立支援制度に基づく就労準備支援事業等による就労の確保や高齢や障害により自立した生活が困難な方への地域における見守り支援とともに津保護観察所を初めとする刑事司法関係機関や保健・医療・福祉の関係機関、平成30年5月に開設した名張保護司会の活動拠点である名張更生保護サポートセンターとの連携を図りながら要支援者の把握に努め、各種支援につなげていきたいと、このように考えているところでございます。
 それで、この市役所でぜひとも私は雇用していきたいということで手を挙げさせていただいてございます。平成25年10月に名張保護司会と協定を締結いたしました。名張保護司会から就労要支援者として推薦のあった保護観察の対象者について市役所の臨時的任用職員として6カ月を超えない期間、再度の更新があった場合は最長1年間で任用する就労支援制度を県内で初めて導入をいたしました。対象者が任用された場合の職務内容といたしましては郵便物の仕分けや会議録の作成など内部管理事務の補助業務に従事いただくことを想定しており、また任用された対象者が民間企業等への常用雇用のため就労活動を行う際には職務に専念する義務を免除するなどの支援についても実施していくことといたしてございます。本制度の導入以降、現在まで名張保護司会から保護観察対象者の推薦はなく、臨時的任用職員として任用した実績はございませんけれども、市役所のような公的な機関で多くの職員とともに働き、かかわりを持つことにより規範意識が高まり、保護観察対象者の再犯防止や社会復帰につなげていけることができるというふうにも思ってるところでございますので、ぜひ雇用をいたしていきたいというふうにも思ってございます。
 当方からは以上です。
○議長(富田真由美) 産業部長。
◎産業部長(杉本一徳) 私のほうからは名張産の伊賀米振興の取り組みについてお答えさせていただきます。
 伊賀米につきましてはJA、三重県、名張市、伊賀市などにより構成する伊賀米振興協議会において生産と販売の両面からブランドの定着強化に向けての活動を行っているところです。ご説明いただきましたように生産者と関係機関とが一体となりまして継続的な取り組みを推進した結果、伊賀米コシヒカリは昨年度までに計7回の特A評価を獲得しております。その中でも名張産は全国的な米のコンテストにおきましても優秀な成績をおさめておりまして、小規模経営を強みとした丁寧な栽培ということをもって、うまみ、粘り、香りにおいて上質であると認められ、個人やグループでの生産者ブランドとしての販路を開拓していただいてるというケースがふえてきております。
 一方で昨年度ですけれども名張青峰高校の生徒さんのほうからご提案をいただきました伊賀市との差別化の提案です。これにつきましてJAいがふるさとと協議を進めまして、名張産の米には名張産とわかるようにシールを表示しまして販売していただけるということになっております。今月、この12月の中旬から流通が始まることになっております。初めはとれたて名張交流館、それからJAいがふるさとのほのぼの市場の農産物直売所から販売を開始しながら今後販路を広げていただくということになっております。
 また、ふるさと納税の返礼品、こちらのほうでも伊賀米を使用しておりますけれども、とれたて名張交流館におきまして取り扱っておりますので、名張産のシールを張った伊賀米をお送りすることが可能となります。このことによりまして名張産の伊賀米を広くPRできることにもなります。品質のよさを実感していただけることになると考えております。市民の方がお土産や名張の特産品としてシールを張ったお米を購入されるというケースもふえると考えられておりまして、市民総ぐるみでPRしていただける、こういった活動につながると期待しているところでもございます。
 私のほうからは以上です。
○議長(富田真由美) 総務部長。
◎総務部長(我山博章) 私のほうからは名張市公共施設等総合管理計画にかかわりまして市庁舎の現状と今後の維持修繕計画についてお尋ねをいただきましたので、お答えをさせていただきたいと思います。
 そこで、まず平成28年度に策定いたしました名張市公共施設等総合管理計画の目的と概要について少しご説明をさせていただきます。
 この総合管理計画につきましては、高度成長期、特に名張市の場合ですと住宅地が開発をされた時期に集中的に整備した公共施設が老朽化をいたしまして今後その維持更新経費の増加が見込まれる、そうした一方で生産年齢人口が減ってきていることに起因する厳しい行財政運営が今後も続くだろうというふうな、そういった背景の中で公共施設の合理的な配置あるいは維持管理経費の平準化ということを目的に策定したものでございます。この計画の中で私ども名張市のほうでは今後40年間における公共施設とインフラ、これは建物であったり、あるいは道路あるいは水道管、下水道管、そういったものも含めてでございますけども、それらを合わせた1年間当たりの整備額が約でございますけども54億6,000万円に上ってしまうと試算しましたことから、これらを計画的に管理することによって将来にわたって市民サービスを確保した上で公共施設を管理をしていく、そういった考え方で策定したものでございます。その中で基本的な考え方というのを3つ上げておりまして、原則としまして量的拡大を伴うような地域整備というのは極力抑制をするということ、それと今ある施設総量についても、その機能を保ちながら全体の箱物であったりというものについては縮減という形で取り組んでいくということ、それと適正な運営管理を行うことで長寿命化を図るということ、そういったことを3点を掲げて1年当たりの整備額を直近5年間の投資経費であります25億7,000万円ですので、先ほど申し上げました1年当たり54億円と出た試算につきまして半分程度にするということを目標として総合計画をつくってきたところでございます。今後この計画に基づきまして庁内各部署において令和2年度をめどにしまして個別計画、それぞれの施設管理者によります個別計画を策定するということにしておりまして、私どもとしましては全庁的にさらなる情報提供であったり、あるいは庁内横断的な考え方の整理等を行っていきたい、調整を行っていきたいと考えているところでございます。
 具体にご質問いただきました市役所庁舎につきましては、昭和62年12月の竣工から32年が経過しております。当然32年経過したということで老朽化が進んでおりまして、それを受けまして私どもとしましては利用者の安全確保を最優先に大規模な修繕あるいは改修に計画的に取り組んできているところでございます。近年では先ほどご紹介もいただきましたけども、平成28年には受変電設備の更新、平成29年度と平成30年度には行政棟、議会棟のエレベーターの改修、また平成29年度から年次的に防火シャッターの改修に取り組んできておりまして、本年度はこの議場の音響設備の改修を予定しているところでございます。
 今後、そうしましたらこの庁舎の中で取り組まなければならないことといたしましては自家発電機の更新であったり、あるいは照明器具の更新、防火シャッターについては計画的に行っておりますがそれらの改修、さらには駐車場、かなりラインであったり舗装であったりというのが傷んできてるわけでございますけども、そういったものに取り組んでいく必要があるというふうに考えております。
 今後これをどのように進めるのかということでございますけども、令和2年度、来年度庁舎についての個別計画、施設管理計画というのを策定しようというふうに考えておりまして、そうした計画を策定した中で整備を進めていくということになりますし、ほかの各施設、市が所有する施設とのバランス、これはトータル予算として経費として使える経費の平準化を図っていくということでございますので、それぞれが個別計画を立てた中で、その中でそれを突き合わせてみて、今申し上げた1年間に投資できる金額におさまるような全体としての調整を行っていかなければならないというふうに思っているところでございます。
 私からは以上でございます。
○議長(富田真由美) 教育長。
◎教育長(上島和久) 常俊議員のほうからは教育委員会に関するご質問を大きく2点いただきました。私のほうからご答弁をさせていただきます。
 まず、公共施設等総合管理計画につきまして夏見廃寺の展示館、名張藤堂家邸、観阿弥ふるさと公園のことにつきましてでございますが、まずは夏見廃寺展示館につきまして国の史跡であります夏見廃寺の跡の整備事業の一環におきましては、施設のガイダンス施設として建設をいたしまして、平成7年から公開をしているところでございます。また、県指定史跡であります名張藤堂家邸につきましては、藤堂家から建物の寄贈を受けた後、全国的にも遺構の少ない近世武士の建物として貴重なことから保存修理工事を行いまして平成4年から公開をしているところでございます。観阿弥ふるさと公園につきましては、能楽の大成者観阿弥の偉大な功績を後世に伝えるためにヒノキづくりの能舞台やあずまやを整備し、平成7年から公開をしています。これらの施設につきましては、整備終了後25年から28年程度経過しておりまして、少なからず傷みは見られますが、施設管理者が日常的に点検をしておりまして、必要な箇所につきましては随時改修も行ってるところでございます。
 今後につきましては、平成28年11月に策定しました名張市公共施設等総合管理計画の基本方針に基づきまして施設管理者によります日常及び定期的な自主点検、また法令等に基づきます定期点検の結果を踏まえて施設の劣化の状況に応じた優先順位を定めた修繕計画を策定いたしまして維持管理、修繕等を行ってまいりたいと考えておるところでございます。
 続きまして、教育センターの取り組みにつきまして、小中一貫教育あるいはコミュニティ・スクールの取り組みを通じた中での教育現場での体制はどうなのかと、あるいは適応指導教室の状況につきましてご質問いただきました。一応市長のほうからも答弁をさせてもらったところでございますけれども、私のほうから補足という形でさせていただきたいと思います。
 小中一貫教育及びコミュニティ・スクールの導入につきましては、令和2年度からの本格実施を見据えましてこれまで教育委員会では教育現場への段階的な指導、支援を行ってまいったところでございます。学校関係者、保護者、地域住民の代表の皆さんと市の担当者で構成いたします小中一貫コミュニティ・スクール推進協議会を設置しまして小中一貫教育とコミュニティ・スクールの推進についての検討あるいは交流を進めるとともに教育委員会事務局を中心に英語教育やふるさと学習なばり学の9年間のモデルのカリキュラムを作成いたしました。また、スクールバスを借り上げることによりまして子供たちがなばり学で赤目四十八滝や美旗古墳群等を実際に訪れたり交流事業に参加する等、取り組み、大変有効に活用させていただいております。さらに、本年度は各学校の管理職及び担当者を対象に小中一貫教育推進会議というのを開催いたしました。その中では平成27年度から3年間のモデル校であります南中学校区における取り組みの成果と課題をもとに話し合いを進めまして来年度からの小中一貫教育の完全実施に向けた各中学校区の取り組み内容を明確にさせることができました。コミュニティ・スクールにつきましては本年度末までに市内の小・中16校が設置校となっておりまして、学校運営協議会を開催し、各学校の成果や課題を共有し、3つの柱に向けた取り組みで、1つは学校運営への参画、2つ目は学校支援の充実、3つ目は地域貢献の場づくりに向けたそのそれぞれの取り組みを推し進めているところでございます。
 導入に当たりましては各学校の教職員や保護者、地域の皆様を対象とした講演会、研修会を実施するとともに内容の周知に努めてまいりました。コミュニティ・スクールだよりをこれまで14号発行する中で本市の目指しております名張版コミュニティ・スクールの内容や市内のコミュニティ・スクールの取り組みを紹介してまいりました。さらに、昨年度末には市内の取り組みを収録いたしました実践集も発行し、さらなる推進に役立てていかなければならないと考えております。
 教育センターにおきましては、学校ボランティア室のチーフコーディネーターが毎年各学校を3回程度訪問し、コミュニティ・スクールの進捗状況や課題等の把握に努めております。また、学校への支援をさらに充実させるため学校生活支援ボランティアの確保と研修、交流の場づくりに取り組んでおるところでございます。ちなみに現在、学校生活支援ボランティアの登録者数は本年12月5日現在でございますが874名と年々増加をしてきているところでございます。本市の目指しますコミュニティ・スクールを基盤とした小中一貫教育は、全ての子供の豊かな学びを保障し、学校と保護者、地域の皆様方が協働した取り組みを実施する中で地域を創生、活性化していく取り組みでもあります。引き続き推進のための支援を行ってまいりたいと考えているところでございます。
 続きまして、さくら教室のことでございますが、先ほど市長のほうからるる話がありましたので、重ならないところで説明をしたいと思っているところでございます。
 現在、さくら教室では先ほどありましたように県費負担教職員が2名、そして市担の非常勤で2名の学習支援員を配置しているところでございますが、ちなみにことしの12月現在のさくら教室の数は24名でございまして、そのうちの集団の対応が9名、そして個別の対応が15名というような形の中で個別対応が非常にふえております。そうなってきますと1対1対応になりますので、この対応する指導員等々が不足をしてるところでございます。来たいと思ってる児童・生徒を必ず引き受けていかなきゃならんわけですけども、大変厳しい状況もあるわけでございまして、今年度の状況、最近のふえていく状況を鑑みまして、来年度から、もう少しこの人数をふやしていかなければならないなと考えておるところでございます。
 また、先ほども話ありましたけども、特に中学校におきましては幾つかの学校におきまして各学校の中で放課後に子供を、あるいは夜間に子供を集めて、来てもらって指導をしてるという学校も出てきてるところでございます。これも非常に大事な取り組みかなと思うところでございまして、こちらへの支援もしていく必要が出てこようかなと思っております。
 また、最近は適応指導教室は学校へ復帰をするというのが主たる目的であるわけですけども、そうでないような意識なりがあるわけでございまして、もうそこでずっと卒業までおりたいと、おらせたいというふうな形になっている場合もあるわけでございます。そんな中で、これはまた若干違う分もあるんですけども、国もフリースクール等、あるいは夜間中学等々のことが今出ているところでございまして、こちらにつきましても三重県も来年は無理かもわかりませんが、近いうちにこのことを設置しようというふうに考えてるところでございまして、それだけの需要があろうかなと思うところでございます。加えまして名張市におきましても外国人の子供たちもふえてきております。日本語がわからなくて、学校行ってもただじっと座っているだけでは、これは意味がないわけでございます。その辺のことも対応もやっていかなければならないというふうにも考えているところでございます。
 また、不登校の子供の数ということもご質問いただきました。一時に比べたら減ってきてる部分もあるんですけども、過去これまで5年間を見ても、平成30年度が小・中学生合わせて58名、5年間を振り返りましても一番多い年で79名という形でございますが、本年度はまだ途中ではございますが昨年度以上にふえてきているような傾向が見受けられます。しかも小学校の3年生あたりからなってきておりますので、早い段階、予防、未然防止とともに早期対応をしていかないと、学校を卒業した後もニートやひきこもりになっては困るわけでございまして、こちらへの取り組みを強力に図っていかなければならないというふうにも考えてるところでございます。
 いずれにいたしましても子供たちの居場所づくりということをしっかりと考えてやっていこうという思いでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(富田真由美) 市民部長。
◎市民部長(牧田優) 私のほうからは三重県における犯罪被害者への取り組みから見る名張市のこれからについてのうち犯罪被害者への支援につきましてご答弁申し上げます。
 平成25年8月に三重県朝日町内で女子中学生が殺害されるという痛ましい事件が起き、平成30年6月にこの事件のご遺族が三重県知事に犯罪被害者の置かれている状況についての切実なお手紙を出されました。その中で犯罪被害者等のさらなる支援充実と条例制定についての要望があり、これをきっかけとして三重県犯罪被害者等支援条例が制定され、本年4月1日に施行されました。この条例の中では基本理念として犯罪被害者等への支援は犯罪被害者等が個人としての尊厳を重んぜられるとともにその尊厳にふさわしい処遇を保障される権利が尊重されるよう犯罪被害者等の立場に立って適切に推進されなければならないこと、犯罪被害者等が受けた被害または二次被害の状況及び原因、犯罪被害者等の置かれている生活環境、その他犯罪被害者等の事情に応じて適切に推進されなければならないこと、犯罪被害者等の心身の状況の変化に応じた必要な支援が途切れることなく提供されることを旨として推進されなければならないことが掲げられております。また、犯罪被害者等の経済的負担の軽減を図るため遺族見舞金、重傷病見舞金、精神療養見舞金といった見舞金制度も創設され、その額は全国で一番の高額となるものでございます。
 こうした制度をもとに県からは市、町に対し情報の共有など県との相互の連携、協力、また担当部署それぞれにつなげる役割をする窓口の設置について要望があり、本市としては市民相談室を相談窓口とし、ご相談に応じる体制を整えるとともに、名張市地域福祉教育総合支援ネットワークによりきめ細かい寄り添い伴走型の支援を迅速に提供することといたしております。
 今後は各部署の犯罪被害者等支援施策について把握しサポート体制の充実を図るとともに、市民に対し県の条例や市の支援体制についての周知、また誹謗中傷のため現在の住居に住めなくなる、会社に行けなくなる等の二次被害防止のための啓発も行ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(富田真由美) 常俊議員。
◆議員(常俊朋子) それぞれにご答弁いただきありがとうございました。
 まず、最初の伊賀米コシヒカリの件で産業部長からご答弁いただきました。伊賀地域としてJA、そして伊賀市、名張市として伊賀米コシヒカリの名張産というステッカーを張って明確にしていくということで名張の名前もふさわしいように皆さん方に選んでいただけるよう取り組んでいくというご答弁でした。この伊賀米コシヒカリというブランドをしっかりと育てて今までに7回受賞をされている、私がちょっと調べるのが少なくて申しわけなかったですが、7回受賞をされてきたという中で、本当に伊賀米という名前に名張市産、伊賀市産というそういうところも、ともに伊賀米ブランドのネーミングバリューを広げていっていただけるということでいいことだなと思わせていただきます。少し今後のレベルの個人の農家さんの小規模農家さんの取り組みの成果でもあるということで、その支援もされているということも伺いました。これ、国の人・農地プランというのがきっかけかと思うんですけれども、かなり支援する自治体でできてないところもある中で名張市としては本当にしっかりやっていただいてるなあと思います。
 きょう、ほのぼの市場のほうへ足を運ばせていただいたんですけれども、本当に新鮮なお野菜、立派なお野菜がたくさんあり、伊賀米コシヒカリも販売されておりました。ちなみに30日が最終ということで、21日、22日はイベントがあり、ミカンの詰め放題と農家さんの振る舞いがあるということなので、ぜひ市民の皆様も訪れていただけたらと思います。今後の名張産伊賀米コシヒカリのますますの市民に受け入れられ、またふるさと納税にもしっかりと選んでいただけるように頑張っていただきたいと思います。ありがとうございました。
 2つ目の名張まち・ひと・しごと創生総合戦略からお尋ねさせていただきます。
 まち・ひと・しごとのほうですけれども、先ほど市民アンケートの中で高校生のアンケートを初めて行われたということで、青峰高校の生徒さんたちとの話し合いというかそういう場を持たれたときにご意見をいただいて高校生の考え方、また名張市民として気がつかなかったことがいろいろとわかってきたということをお聞きいたしました。この高校生の意見ということで、映画館のことも考えていただけるということをお伺いしました。高校生の取り組みで名張高校の皆さん方も放送部が名張の行政と連携して取り組んでいただいてるかと思うんですけれども、さまざまな取り組みの中で注目するところは同じようなところなのかなあと思います。交通の便でそれぞれの自由意見としてバスの本数をふやしてほしいとか、そういう三重交通のバスの乗り継ぎが悪いとか、高齢者にも同じような意見がございます。こういう意見の中で商業施設や映画館ができることで便利になっていくのかなと思うんですけれども、交通関係のほうでそのような考えはございますでしょうか。
○議長(富田真由美) 都市整備部長。
◎都市整備部長(谷本浩司) そういった商業施設であったり娯楽施設というのが大きく展開されることになりますと、市内だけでなく市外からもお客さんが来ていただけるということの中では、それに追随して公共交通のほうも、これ民間の業者、事業者になるかもわかりませんけども、そういったところ、そういった手段として充実していただけるんじゃないかというふうには考えられます。
○議長(富田真由美) 常俊議員。
◆議員(常俊朋子) 私も期待できるなあと思いますので、ぜひとも高校生の意見、そして高齢者のためにもさまざまな商業施設等、活気のある名張地域づくりを行政としても進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。
 それから、公共施設等総合管理計画についてというところでご質問をさせていただきました。まず、市庁舎の件ですけれども、ここに正面玄関の裏口のほうにわかりにくいんですけれども障害者用の駐車場スペースがございます。ここは下に表示がないんですけれども、それはどうしてなのかお尋ねしたいと思います。
○議長(富田真由美) 総務部長。
◎総務部長(我山博章) 一般の方で障害をお持ちの方が駐車をするスペースにつきましては北玄関の比較的近いところにあります。一方で私ども職員の中でも障害を持った職員がおります。ここの西玄関のところというのは、今のところ使い方として基本的には車椅子等でふだん執務をする職員がとめているところということで、そこのところについては当然職員でございますので周知もしているという中で、あえて表示までということをしていないということでございます。
○議長(富田真由美) 常俊議員。
◆議員(常俊朋子) そしたら、職員の専用ということでよろしいんでしょうかね。
○議長(富田真由美) 総務部長。
◎総務部長(我山博章) 特に専用ということでもございませんけども、当然障害をお持ちの一般のお客様については玄関の一番近いところで置いていただいて、当然そこにも屋根もかけてありますし、スムーズに入っていただくということを最優先に考えてます。もしそこが多く人が集まる機会であってそこで足りないということであれば、職員専用というところまでの位置づけは当然しておりませんので、一般の方使っていただくにはそれはそれで結構でございますけども、今までの使われ方として、そこまで障害者スペースの駐車で困ったというのは今まで実態としてないということもございまして、あえて表示まではしていないというところでございます。
 また、必要に応じて当然私ども職員の駐車スペースについても考えていかなければなりませんけども、そういった需要がふえてくるということであれば、今ある施設のここも障害者対応、少し御用の向きまでは遠いかもわかりませんけども、障害者対応の駐車スペースとなっておりますので、そうした表示も含めて検討していきたいなあというふうに思っております。
○議長(富田真由美) 常俊議員。
◆議員(常俊朋子) 北玄関に今2台の駐車スペースがありますけれども、私もお客様の中での障害者の方の駐車スペースとしては少し足りないのかなと思ってました。それで、議会棟の入り口のサイドにスペースがあるので、もしできるならば1台分の駐車場、障害者用スペースとして活用もしていただけたらどうかなということがあるんですけれども、その点はいかがでしょうか。
○議長(富田真由美) 総務部長。
◎総務部長(我山博章) 議会棟の駐車場、駐車スペースにつきましては、実は来年度、何らかの改修をしたいというふうに考えております。その中で今計画として今屋根がかかってるところへの駐車場というのはなかなか難しいのかなあというふうに思いますし、その両脇、今はさまざまな荷おろしとかに使ってるということがございますのと、少し傾斜もあるということもあります。そこら辺も見ながら、ここにそういったスペースがとれるのかどうか、それと今ここは議員の皆様のほかに一般の方の駐車、これはもう少し駐車場勝手のほうですけども、一般の方にも駐車をしていただけるようなこととなっております。ところが、ご存じのとおりラインも消えてるということもありますし、今、来庁者用駐車場のところでは少し幅を広くとってあります、車のサイズも変わってきたということもありますし、当然高齢の方、ドアをあけられるときにも狭いスペースでというのは厳しいということもありますので、もう少しゆったりした、台数は若干減りますけども、スペースとしてはもう少し余裕を持ったほうがいいのかなあというふうに思っておりまして、そういったことの中で果たしてここでそういうものがとれるのかどうか、当然障害者の方の駐車場ということになりますと雨がかからないような施設整備ということも当然必要になってきますので、そのあたりについては今度来年に、今のところ来年度、令和2年度で予定しております改修の中で検討していきたいなあというふうに思っております。
 以上でございます。
○議長(富田真由美) 常俊議員。
◆議員(常俊朋子) ありがとうございます。駐車場スペースのラインとともにそのように考えていただけてるということがわかりました。予算をどうしても考えてしまうと来年度以降にということで、またほかの名張の市役所のフロアなんですけれども、先日お尋ねしましたら、来庁者用トイレが和式と洋式とある中で男子トイレには合計17のうち和式が10で洋式7、女子トイレは和式が14で洋式7ということです。これで屋外、地下1階から3階、4階合わせますと34個ある中で1フロアに平均で8という中で洋式が14ということは半分以下です。この洋式トイレの希望というのをお聞きしているところなんですけども、多目的トイレとしても2つしかないということで、職員も障害者雇用されてる中で不便があるのではないかと、お互いに来庁者のお客様と障害持った職員さんのバッティングとかもあるのではないかと思うんですけれども、この多目的トイレ、また洋式トイレへの変更していくような予定はございますでしょうか。
○議長(富田真由美) 総務部長。
◎総務部長(我山博章) 今、ここのこの庁舎の改修予定として計画で持っておりますのは、先ほど申し上げたものと、あと1つ抜けてましたのは実は空調設備、庁舎全体の空調設備の老朽化というのがかなり進んでます。近年、不調というようなこともありましたので、そのあたりを計画的にやろうというふうに今のところ思ってます。今、おっしゃっていただいたトイレの洋式化であったり、あるいは多目的トイレの増設であったりというのは、今私どもが考えているスケジュールの中には入っていないということになります。ただ、1つはこれは小さなことではありますけども、おむつをかえるスペースが女子トイレにしかないということでお話をいただきました。それについては今年度1階の男子トイレにもつけるということで考えてます。あと洋式化につきましては、今ご家庭のトイレが洋式というのがもうほとんどであるし、あるいは高齢の方がしゃがむというか、のが負担になるということもあります。ですので、当然このトイレも先ほど申し上げましたように三十数年たってるわけですので、当然更新の時期というのが来ます。その中で私どもとしましては全てを洋式にというわけには、また逆にいかないのかなと、和式でないと困るという方もいらっしゃるのかなあというふうに思いますので、その全体の更新時期の中で再度配分を変えるということにさせていただけたらなあというふうに思ってます。多目的トイレにつきましては、これを設置をしようとするとかなりのスペースを必要としますので、ここは先ほど申し上げた和式、洋式の選択よりはかなりハードルの高いことになるのかなあと思いますので、ここのところについてはちょっと検討課題にさせていただきたいなあというふうに思いますのと、あと1階の多目的トイレというのは比較的皆さんよく使っていただいているのかもわかりませんけども、3階の多目的トイレというのがもしかしたら一般の方は余りご存じないところもあるのかもわかりませんので、少しエレベーター乗っていただかなというご不自由はかけるんですけども、3階にも多目的トイレがあるということの表示をもう少しきちんとわかるようにさせていただくことで皆様方に知っていただくということに工夫をさせていただけたらなあというふうに思ってます。
○議長(富田真由美) 常俊議員。
◆議員(常俊朋子) ありがとうございます。なくてはならないのが一番、ないと困るということで、あれば一番いいんですけれども、今ある状況で改善していかなければいけないことに気づいていただいて周知していくという、その方向は本当にありがたいことだと思います。また、授乳室もない中で授乳室がありませんかとお尋ねいただいたときにありませんと言うのではなくて、あいてる部屋を授乳室のスペースとしてこういう表示も考えて利用していただいてることもお聞きしております。やっぱり自助、互助、共助という中で公助に頼るんではなくて公助をするためにも職員の皆さんがどのように来庁者の方に気持ちよく過ごしていただけるかということを考えていただいてることがすごく発見できましたので、これからも予算のない中で頑張っていただけるようにお願いしたいと思います。
 続きまして、庁舎から夏見廃寺の施設なんですけれども、これが廃寺跡の表示です、標識です。ちょっとくたびれてるのかなあという。これが正面玄関なんですけれども、以前拝見して感じさせていただいたときよりは修復というかきれいになってるように感じたんです。清潔に周りも掃除もきちっとされてますし、ありがたいなあと思うんですけども、張り紙がありまして、この正面玄関の自動ドア、上部の受信部分に手をかざすなど反応するようにご協力のほどよろしくお願いいたします、ありゃという感じなんですが、ここセンサーがもう一つ感知が悪くてこういう張り紙がありました。その張り紙、これ何とか早急に改善できないでしょうか。
○議長(富田真由美) 教育次長。
◎教育次長(高嶋正広) ご質問いただいてるこの3施設も含めて文化施設については多くの施設があるんですけれども、年間一定額の修繕費の中で維持修繕を行っているという中では、どうしても優先順位というのは利用者の安全、危険が及ぶようなものであったり、あるいはそれを放置することによってさらにその傷みが拡大して後年度に大きな修繕をしなければならないといったものが優先順位として高く位置づけてさせていただいてるところでございまして、この後たくさんいろんな箇所の写真もご用意いただいてるとは思うんですけれども、なかなかそうした形で運用を現状ではさせていただいてるというところでございます。また、この件に関しては検討させていただきます。
○議長(富田真由美) 常俊議員。
◆議員(常俊朋子) ありがとうございます。優先順位というのは各館を拝見させていただいたときにお話しいただいております。
 これは中で上映されてるテレビ画面なんですけど、これがもともとこういうふうにあったのじゃないかなという昌福寺ですね。これが金堂です、再現した。これが外壁の傷んだところなんですね。でも、今すごく紅葉がきれいで、本当にパワースポットじゃないかなあと思わせていただきますんで、ぜひとも訪れていただきたいところであります。
 これ危険な箇所、入り口の入るところ、どなたかが車ぶつかったのかなと思うんですけど、これは危険じゃないでしょうか。これ早急に何とかしていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
 これは藤堂家邸跡を訪れたんですけれども、本当にきれいで、手入れが行き届いてるという印象がすごくあって、本当に観光していただく中でもお茶席があってもいいのかなあという、そういう観光スポットとしても何か観光に来ていただいておもてなしするというようなことを何カ所かめぐりながらお茶席もいただけてという、そういうパッケージみたいなものをつくるのにすごく適してるんじゃないかなあと思いました。というのも規模が小さいので、夏見廃寺も藤堂邸も、この観阿弥創座の地、能楽堂のところもですけども、本当に小ぢんまりとして訪れるには、何カ所か訪れて名張のいにしえの足跡をたどるというような、そういうパッケージなんかつくってもいいのかなと思わせていただきました。ふだんはこうやって能楽堂、閉まってるんですね。それがちょっと残念かなあというのがありまして、能楽堂を訪れるときは、見たいときはどのようにさせていただいたらいいんでしょうか。
○議長(富田真由美) 教育次長。
◎教育次長(高嶋正広) 文化生涯学習室のほうへお申し出をいただいたら職員が行かせていただいてあけさせていただくことになっております。
○議長(富田真由美) 常俊議員。
◆議員(常俊朋子) それは周知というのはどのようにされてるんでしょうか。
○議長(富田真由美) 教育次長。
◎教育次長(高嶋正広) ホームページに能楽堂の紹介はしてるんですけれども、特にそのことについての周知はしておりませんので、ちょっとまたそれについては検討させていただきたいと思います。
○議長(富田真由美) 常俊議員。
◆議員(常俊朋子) よろしくお願いいたします。
 そしたら、せっかくの施設ですので、ぜひとも名張市の観光の目玉としても利用できるようにしていただきたいと思います。
 続きまして、4番目の小中一貫教育とコミュニティ・スクールの取り組みについてお尋ねさせていただきます。先日のフォーラムで教育長が発表されてるお姿を写真に撮らせていただきましたが、このように進捗状況の報告や中学生のメッセージ、作文ですね、このように「なばりん」というゆるキャラもばりっ子会議の子供たちが考えてくれて、実際に使ってくださいということを市長にお願いもされてました。これは「みなくるちゃん」といってコミュニティ・スクールの取り組みの一環で子供たちが新聞づくり、そして挨拶運動、子供フェスティバルという地域のフェスティバルでの食の提供、その中で制作グループさんがこれを実際にデザインから起こして地域の方々に手伝っていただきながら作成したゆるキャラです。名張市もこういうゆるキャラ等、子供たちの夢が現実となるような取り組みをしていただいてることに感謝申し上げます。
 こちらが実践報告をしていただいてます様子です。今回、中学生の作文の中で不登校の話をしてくださった方がいらっしゃいました。さくら教室とも、先ほどお尋ねしたことともつながるんですけれども、不登校という言葉が嫌い、自分が不登校になったときにすごく不登校という言葉が嫌いですとはっきりおっしゃいました。その子が学校行けなくなったきっかけは勘違いとかもあったんですけどもやはり心が折れたという中で、それでも学校へは行かなければという気持ちで行ったことで、保健室に行ってるときでもお友達が声をかけてくれて、だんだんと学校にもクラスにも行けるようになったというお話がありました。私は先生方も一生懸命してくださることも大事だと思うんですけれども、子供たち同士で支え合うというきっかけづくりも先生方にしていただけたらなと考えます。責任という中では親御さんにも責任はあると思いますけれども、その責任を支えていくのは地域の力でもあるのかなと思うんですけれども、この寄り添いや思いやりの心をこの発表の中で道徳心の取り組みもおっしゃってましたけれども、その道徳心ということを学ばせていくというのは難しいことかと思うんですけれども、この研究発表会のポイントとなるようなところがあれば教えていただけたらと思います。
○議長(富田真由美) 教育長。
◎教育長(上島和久) 道徳につきましては、もちろん不登校だけではなくてその要因となっておりますいじめの問題あるいは自分自身の気持ちの持ちよう、そして友達のかかわりのあり方等々につきまして二十七、八項目のやっていかなきゃならんこともあるわけでございまして、そのためにも特別の教科道徳として本格実施をしてるところでございまして、すぐには参りませんけどもそういうことが小さいときからきちっと醸成されていくことが何より大事かなと、そして今学校でやってることを保護者の皆さん方にも知っていただく、また場合によっては地域の皆さん方にも知っていただきながら、何か困ったら一人で悩んでやんでもいいよ、誰でも身近なところで相談できたらいいよというふうなことを、実際にそういう力がつくような取り組みをしてるところでございますし、また先般も教育委員会の指定研究の中で、桔梗が丘南小学校が道徳を取り上げて学校体制でやっていこうということで、これにつきましては県からも大変評価も受けたところでございまして、市外からもたくさんの方が来ていただいてるということでございます。いろんなことを子供の課題を解決するためにはみんなで力を合わせてやっていかなきゃならない、まさに先ほど議員さんもおっしゃってくれましたけどコミュニティ・スクールの果たす役割というのは大きなことになっているわけですが、実際問題どういう状況かということは私は子供たちの状況、学校の状況をきちっと情報を出していきながら、こういう課題がある中、どうしたらええやろうかということをみんなで考え、そして行動に移してもらうということが大変大事になってくるというふうに考えているところでございます。
○議長(富田真由美) 常俊議員。
◆議員(常俊朋子) ありがとうございます。本当に学校の先生方大変だと思いますけれども、それで取り組んだメリットというのがたくさんあると思いますので、よろしくお願いいたします。
 最後になりましたけれども、市民部が相談窓口となって犯罪被害者への支援をしていくというお話ですけれども、名張市では教育総合福祉システムという中で取り組んでいただいてる延長線上にもあるのかなと思わせていただきました。先日、11月に犯罪被害者の方のお話を聞かせていただいたときも三重県の取り組みが一番充実しているというお話でもありましたので、それに伴った名張市としての取り組みとして進めていっていただけるということをお聞きしましたので、今後ともよろしくお願いいたします。
 それでは、また今月11日からWHOの視察団がいらっしゃるとお聞きしました。今回の視察が名張市が先進的な共生社会の先進的な取り組みをしているということで来られるということ、本当にまことに光栄なこととお喜び申し上げます。
 これで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(富田真由美) 午前中の常俊議員の質問に対する教育長の発言に誤りがあり、訂正の申し出がありましたので、ここで発言を許します。
 教育長。
◎教育長(上島和久) 失礼します。
 午前中、常俊議員への答弁の中でいじめ、不登校に関しまして道徳教育の内容についての答弁をさせていただきました。その中で必要な項目等につきましては27から28というふうに答弁させていただきましたけども、新しくこの道徳の特別教科に対する中で国のほうの改正もございまして、正式には19から22の項目でということで修正をお願いしたいと思います。
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