録画中継

令和元年9月第388回定例会
9月9日(月) 本会議 一般質問
清風クラブ
常俊 朋子 議員
1.名張市ばりばり食育推進計画の活動と取組について
2.赤目四十八滝の誘客数改善に向けた取組について
3.第二次名張市子ども教育ビジョンの進捗状況について
 ・義務教育
 ・特別支援教育
 ・文化振興
4.消防団員確保のための取組について
 ・消防団協力事業所
 ・消防団活動協力員
 ・大規模災害協力員
◆議員(常俊朋子) 皆様こんにちは。第388回定例会最終日、一般質問最後の一人として努めさせていただきます清風クラブの常俊朋子でございます。執行部の皆様におかれましては、大変お疲れではございましょうが、とって食べたりはいたしませんので、どうぞよろしくお願いいたします。
 私が議員になってから、はや9年が過ぎました。市民の皆様のおかげさまをもちまして、昨年8月に3期目の当選を果たさせていただきました。改めて御礼申し上げます。
 この9年間の間には、一般質問の時間が平成19年100分以内という時間制限から、平成24年90分というように変更され、市民の皆様に質問者の開始時間が不明瞭であったものを明確にお示しすることができるようになりました。
 先週の一般質問2日目には、第14回目となる議場コンサートも開催されるようになり、議会が市民の皆様の身近な存在として感じていただけるよう議会全体として取り組んでいるところでございます。
 今議会では、名張市議会の議員報酬及び期末手当の減額、支給停止及び不支給に関する条例の制定についての議案も提出させていただいております。また、先般の選挙においては、20名から18名へ2名定数削減をいたしました。今後、改めて市長選挙と市議会議員の同日選挙に向け、議論も行っていかなければならないと意欲を持っているところでございます。このように、名張市議会として議会改革にも積極的にも取り組んでいるところでございます。
 さらに、市議会発議の第1号条例である名張市子ども条例が平成18年に制定されました。その後も、名張市ばりばり食育条例、伊賀名張の酒・名酒で乾杯を推進する条例が平成25年に、名張市ものづくり条例、「食べてだあこ」名張のお菓子でおもてなし条例を平成28年に、名張市手話その他コミュニケーション手段に関する施策の推進に関する条例を平成29年に制定し、令和元年、今議会においては名張市飲酒運転根絶に関する条例の制定を議員提出議案として提出させていただいているところでございます。
 さて、名張市では平成28年を初年度とする名張市総合計画新理想郷プランで、ともに考え、ともに築き、未来につなぐ福祉の理想郷を基本理念として、豊かな自然と文化に包まれて、誰もが元気で幸せに暮らせる町名張を10年後に目指すまちの将来像に定めています。
 平成31年度は、元気創造プロジェクト、若者定住プロジェクト、生涯現役プロジェクトを核とした取り組みを進めていただいているところです。さまざまな課題や未来への展望もお考えいただいていることと存じますが、通告に従って質問をさせていただきたいと思います。
 最初に、名張市ばりばり食育推進計画の活動と取り組みについてお伺いいたします。
 先ほども述べましたが、平成25年9月に議員提案による名張市ばりばり食育条例が制定され、市では名張市ばりばり食育推進計画を2015年から2019年の5年を期間として、教育、健康福祉、産業が連携するとして策定されました。具体の活動について、どのような取り組みをされていらっしゃるのかお伺いいたします。
 2つ目は、赤目四十八滝の誘客数改善に向けた取り組みについてお伺いいたします。
 赤目四十八滝キャンプ場の改修工事が平成30年度末に終了し、4月にリニューアルオープンされました。地域運営による一般社団法人、先ほども坂本直司議員からございましたが、滝川YORIAIとして立ち上げられ、赤目の観光地域づくりを目指していくこととなりましたが、リニューアルオープンのその後の現状と今後のサポート体制をお伺いいたします。
 さらには、新春記者会見でもお話がございましたが、忍者のルーツをもとに、新たな観光商品の造成と情報発信に取り組まれるとのことでした。その中心となっていくであろう赤目ビジターセンターの再生について、室生赤目青山国定公園に指定されている土地柄を観光の目玉として充実させていくための今後の計画をお伺いいたします。
 インターネットで検索しますと、赤目四十八滝渓谷保障会ホームページでは、忍者修行選手権10周年記念大会が10月20日日曜日に控えているようでございます。これからの季節、紅葉の中でのハイキングなども楽しみながら、ぜひ名張市にお住まいの皆さんにも身近な赤目の渓谷ですばらしい紅葉を楽しんでいただければうれしく思います。
 3つ目は、第2次名張市子ども教育ビジョンの進捗状況についてでございます。
 教育ビジョンについては、第1次子ども教育ビジョンに掲げる施策の平成23年度から平成27年度までの進捗状況や取り組み内容、今後の取り組みの方向性についてご報告を受けております。
 ピカイチ学級を保育所、幼稚園で行い、幼稚園・保育所から小学校へのつなぎ、小学校・中学校の一貫教育を進める中での小学校から中学校へのつなぎのバトンという取り組みの報告をいただきました。
 平成29年9月からのコミュニティ・スクール小中一貫教育の実践においての検証について、つつじが丘のような一小学校、一中学校という環境と、また複数の小学校と一つの中学校での取り組みも始まっていることと思いますが、令和2年度、市内全小・中学校がコミュニティ・スクール、小中一貫教育の本格的実施に向けて取り組まれている進捗状況についてお伺いいたします。
 また、幸松議員からの一般質問もございましたが、特別支援教育と発達障害児支援について、通級教室の取り組みの開始から見たその後ということで、再度お伺いしたいと思います。
 特別支援、発達障害児支援の必要な児童・生徒について、小学校から中学校へ移行するときですが、つばさ学園へつなぐとき、普通中学校へつなぐときの教師と保護者、また周りの仲間とのかかわり方について、どのように取り組まれているのかをお伺いいたします。
 さらには、文化振興の取り組みとして、名張市での文化事業が市民団体の皆様に長年継続されてきていただいたおかげで、節目を迎える時期が訪れています。この機会に、改めて市民の皆様への名張市の歴史や文化の継承、発展につなげていただけるような広報など、名張市、三重県、全国、海外へまでも、今の時代なら広報が可能と考えますので、今後の情報発信等についてお伺いいたします。
 4つ目は、消防団確保のための取り組みについてをお伺いいたします。
 まずは消防団協力事業所表示登録制度の導入と現状についてでございます。
 全消防団の約7割が被雇用者となっている状況の中で、消防団員として活動しやすい環境の整備が求められることがこの制度の始まりと伺っております。名張市の現状をお聞かせください。そして、消防団活動協力員、そのものの募集と現状についてもお伺いいたします。
 消防団員の確保と消防団活動の充実強化を図るため、消防団員の処遇改善と消防団と自主防災組織との連携強化に取り組む必要性について記述がされています。具体的な案が進められているようですが、そのことについてもお伺いいたします。
 今回新たに大規模災害協力員の募集も始められたとお伺いいたしておりますが、その経緯と全国でもまだ動きがない中で、特化したこのような募集をされたことについてお伺いいたします。
 以上、最初の質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(川合滋) 市長。
  (市長亀井利克登壇)
◎市長(亀井利克) 常俊朋子議員のご質問にお答えいたします。
 大きく4項目についてのご質問でございます。
 1項目めが、名張市ばりばり食育推進計画の活動と取り組みについてでございますが、この食育の取り組みにつきましては、ご案内のとおり、平成25年9月定例会におきまして、議提条例としてこの食育条例を提案、可決、成立されたわけでございます。そんな中で、我々といたしましても緊張感を持ってこの事業に取り組むとともに、その充実にも努めているところでございます。
 本市の食育推進計画は、名張市ばりばり食育条例に基づき、平成27年4月から5年間を計画期間とし、食育についての基本理念のもと、市民、事業者等との協働により、あらゆる機会や場所を利用して、食育に関する取り組みを総合的かつ計画的に推進してまいりました。また、組織横断的に進めるに当たりましては、福祉子ども部、健康子育て支援室に事務局を置き、関係する庁内の5部署の15室が加わり、庁内連絡会を通して連携を図っているところでもございます。
 これまでの具体の取り組みといたしましては、日常生活の基盤である家庭において、子供のころから早寝早起き朝食を食べるという健やかな生活習慣を形成することや、食に関する知識と理解を深め、みずからの食をみずからの判断で楽しく選択すること、楽しく食べること、食事のマナー、挨拶を習慣化することなどに取り組むことを基本に、保育所、幼稚園、学校、地域、職場など、さまざまな機会を利用し、こうした取り組みを推進してまいりました。
 また、学校や地域、生産者の協力を得ながら実施している子供が実際に自分で料理をつくるという体験や、農業体験を通して食べるという行為が動植物の命を受け継ぐことであることや、農産物は生産者が豊かな土壌を育み、種や苗を植えつけ、多くの作業を経て収穫されるものであり、食生活が多くの人々の苦労や努力に支えられていることを実感し、感謝の気持ちと理解を深め、豊かな人間性を育む基礎となる取り組みを進めてきたところでございます。
 加えて、食生活改善推進協議会や食に関するボランティア団体である楽食会の活動を通したボランティアによる食育の推進も活発に行われてきており、またさまざまなイベントを通した地元商品の流通促進、地産地消の促進にも取り組んでまいりました。
 さらには、環境、社会、人に優しいエシカル消費の普及や食品ロスがテーマの料理教室の実施など、近年新たな取り組みも始まっております。
 ばりばり食育推進計画は本年度が最終年度となりますことから、現在次期計画の策定に向けまして協議を進めているところでございます。この計画を推進することにより、市民一人一人が食を正しく学び、地域の特性を生かした食育を実践し、健康で文化的な市民生活と活力あるまちの実現に努めてまいります。
 2項目めに、赤目四十八滝の誘客の改善に向けた取り組みについてのお尋ねでございます。
 本市は、名張川を初め、宇陀川、青蓮寺川が流れる関西の水源都市であり、日本の滝百選、平成の名水百選、森林浴の森日本百選にも指定されている赤目四十八滝は、その象徴であります。
 赤目四十八滝では、平成4年、34万4,293人をピークに年々入り込み客数が減少を続けている中、本市及び周辺地域の持つ豊かな自然や歴史、文化などを組み合わせた体験型観光やエコツアーメニューを充実させ、誘客に努めているところでございます。そのような中、市内の景勝地などのすばらしさを改めて市民の皆さんに知っていただき、現地を訪れていただくことは大変重要であると認識しております。
 現在、その取り組みといたしましては、まず教育委員会において市内の小・中学校の授業にふるさと学習なばり学を取り入れ、児童や生徒が景勝地などを訪れ、自然・歴史・文化に触れ合うことで郷土愛の醸成により、本市の観光振興に関心を持つ人材の育成に取り組んでおります。昨年度は市内14の小学校の3年生700人が赤目四十八滝を訪れました。
 並行して、成人向けのなばり学とも言える連続講座名張カレッジも毎年多くの市民の皆さんにご参加をいただいており、今後は受講いただいた皆さんがみずから案内人となり、名張の魅力を発信いただけるものと、効果を期待いたしているところでもございます。
 そのほか、市役所1階ロビーでの動画放映や子供から高齢者まで一人でも多くの市民が赤目四十八滝に訪れていただくきっかけとなるよう、ケンコー!マイレージポイントを付与する取り組みも行ってございます。
 また、ボランティアガイドおきつもさんが主催する、ボランティアガイドと歩こうにも毎回多くの市民の皆さんにご参加いただいておりますほか、こうしたガイドの育成を通じ、その一翼を担うことでみずからのまちに誇りと愛着を抱き、活気にあふれた地域社会の構築と市民の福祉の増進につなげてまいりたいと考えております。
 赤目四十八滝につきましては、景勝地としてはもとより、今後は忍者のルーツである修験道の祖、役行者が開き、伊賀流忍者の開祖百地三太夫が修行した場であること、さらには不動滝など、渓谷一体を本尊に見立て、仏の名にちなんでつけられた滝の名の由来など、神聖な聖地であることもセミナー等を通じてより多くの市民の皆さんに知っていただくよう取り組んでまいります。
 このような取り組みは、市の広報、ホームページ、SNSなどで周知を行っており、引き続き市民の皆さんに対し、各種メディアを通じて観光情報などの発信を行うとともに、自分たちのまちに誇りと愛着を重ね、招いてよしとお勧めいただけるような観光都市を目指し、さまざまな取り組みを推進をいたしてまいります。
 伊勢志摩サミットの際に、高校生サミットが開催されたわけでございます。世界の高校生が赤目滝へお越しになりましたが、最終日の発表会の折に、この赤目滝に対して、これだけの自然環境が今日まで残されていると、そこに3,000万年前からサンショウウオが生息している、そんなすばらしい場であると、地球の宝としてこれからも守っていってほしいと、そういうふうな報告があったということでございます。
 8月、先月の22日にハーバードの学生が参りました。日本で最も感動した赤目滝と、こういうふうなことでSNSで発信をされたわけでございます。
 キャンプ場のリニューアル後のこの利用客数につきましては、担当部長のほうからご答弁を申し上げます。
 3項目め、第2次名張市子ども教育ビジョンの進捗状況については、教育委員会がお答えいたします。
 消防団員確保のための取り組みについて、何点かお尋ねをいただきました。ご所見もいただいたわけでございますが、常俊議員には、女性消防団員として日々ご活躍をいただいておりますこと、感謝の限りでございます。
 私ども自治体の最大の責めは、まさに一丁目一番地というのは、住民の安全・安心の生活を守ること、生命、財産を守ることにありますが、そんな私どもが最も頼りとし、期待させていただいておりますのが、それぞれの地域の生活者である消防団員の皆さんでございます。
 その方々が、いざ有事の際には最前線でご活躍をいただいております。これからも消防団と連携して安全・安心のまちづくりに努めてまいりたいと、このように思ってる次第でございます。消防長のほうからご答弁を申し上げます。
 当方からは以上です。
○議長(川合滋) 教育長。
◎教育長(上島和久) 常俊朋子議員のほうからは、私どものほうに第2次子ども教育ビジョンの進捗状況について、大きく3点ご質問をいただきました。
 その前に、1項目めの名張市ばりばり食育推進計画の活動と取り組みで一言だけ言わせていただきたいと思います。
 この食育推進計画につきましては、学校教育におきましては、家庭科の授業時数及び調理実習等に学習指導要領に沿いまして適切に行っておるところでございますし、例年各学校で作成しておりますが、本年度も全ての小・中学校におきまして食に関する指導の全体計画及び年間計画というのも策定して、効果的に食育を推進しているところでございます。
 それでは、第2次子ども教育ビジョンの件につきまして、まず1点目の義務教育につきましてお答えをしたいと思います。
 第2次子ども教育ビジョンにつきましては、ご承知のように、計画の期間を平成28年から向こう10年間といたしまして、主な取り組みにつきましては5年間を計画期間として策定したもので、本年度で4年目を迎えているところでございます。
 就学前教育・保育を小学校教育へスムーズに接続させる取り組みにつきましては、しっかりつなぐ育ちのバトンカリキュラムに基づきまして、ばりっ子ピカピカ小1学級体験プロジェクトを実施する中で、就学前の子供たちが小学校への見通しと期待感を持つことにつながっておるところでございます。
 スタートしまして2年弱ではございますが、小学校入学時にはこれまで以上に落ちついて教室の中で過ごす姿が見られるようになってきたこと、あるいは保育士の方が子供の様子を客観的に見たり、指導に生かすことができるようになってきたことなど、ピカ1学級の成果が徐々にあらわれてきているのではないかと考えております。
 次に、第2次子ども教育ビジョンの新たな取り組みの一つでございますコミュニティ・スクールの創設につきましては、現在16校にコミュニティ・スクールを設置しております。
 名張版コミュニティ・スクールでは、3つございまして、1つは学校運営への参画、2つ目は学校支援の充実、3点目は地域貢献の場づくりを3つの柱としておるところでございまして、地域と学校が協働した取り組みを行っております。来年度中には全ての小・中学校がコミュニティ・スクールとなる予定でございます。
 地域の行事に参加していますかという全国学力・学習状況調査の質問紙の回答を見ますと、この回答を第2次子ども教育ビジョンの一つの指標としているところでございますが、コミュニティ・スクールの設置によりまして、この目標を超えることができました。
 また、学校生活支援ボランティアの登録者数も昨年度末で850名を超えまして、年々増加し、地域ぐるみで子供を育てていこうという機運の高まりが見られてきております。
 第2次子ども教育ビジョンのもう一つの新たな取り組みでございます小中一貫教育につきましては、南中学校区におきます3年間のモデル事業の中で一定の成果が見られたのではないかと考えております。小・中学校の教職員が意思疎通を図り、学習指導や生徒指導において一貫した指導を行ってきた結果、学力の向上や学習意欲の向上、さらに不登校の児童・生徒数の減少、中1ギャップの緩和等、児童・生徒の姿の変容が徐々に見られてきてまいりました。
 全国学力・学習状況調査においても、中学校3年生の経年変化を見てみますと、小学校の6年生からの3年間で平均正答率が大きく伸び、小中一貫教育の取り組みの成果が出ているのではないかと考えております。
 本市の小中一貫教育の特徴は、全ての小・中学校にコミュニティ・スクールを設置することにより、コミュニティ・スクールを基盤とした小中一貫教育の実施を目指していることでございます。
 南中学校区は平成29年度にコミュニティ・スクールとなりましたが、学校運営協議会の設置によりまして、保護者、地域の皆さんの小中一貫教育についての理解が進むとともに、小中一貫教育の内容について学校運営協議会において協議、議論をすることによりまして、教育活動に保護者や地域の皆さんの支援、協力が得られてきております。
 また、学校運営協議会において、地域ビジョン、地域の課題等についても共有し、学校の教育活動に将来の地域の課題解決を見据えた内容を盛り込むなど、地域と学校が協働して地域とともにある学校づくりを推進しているところでございます。
 現在、市内の小・中学校では、来年度からの小中一貫教育の実施に向け準備を進めておりますが、南中学校区同様、保護者や地域の皆さんの理解と協力を得ながら、コミュニティ・スクールを基盤とした小中一貫教育を積極的に進めていきたいと考えているところでございます。
 続きまして2点目、特別支援教育についてでございます。
 通級によります指導は、障害等のある子供が通常の学級に在籍しながら週当たり8時間を上限として通級指導教室において特別の指導を受けることができるものでございます。
 本市におきましては、通級指導教室が4校に設置されておりまして、その中で発達障害にかかわる自校の通級指導教室は、名張小学校と百合が丘小学校の2校でございます。4つの小学校におきます在籍の人数は、年度あるいは時期によっても異なっておりますけれども、多いときでは1つの学級で10名を超える子供が通級による指導を受けております。
 通級によります指導は、障害等のある子供たちの学習上、生活上の困難を改善、克服することを目的としておりますので、とりわけ発達障害通級指導教室におきましては、対人行動を習得するソーシャルスキルトレーニングあるいは体づくり運動等、個々の困り感に応じて個別の指導計画を作成し、教室に通う子供が成功体験を重ね、自分に自信が持てるような取り組みを進めております。
 また、小学校卒業後、中学校への進学の際、特に伊賀つばさ学園に通う子供の引き継ぎにつきましては、卒業までに伊賀つばさ学園の先生方が対象児童の在籍する小学校を訪問して児童をしっかりと観察し、小学校の先生方との引き継ぎを丁寧に行っております。また、環境の変化に対応できにくい等、児童の障害の状況によりましては、6年生の早い時期から小学校教員が子供を引率して伊賀つばさ学園での活動を体験する機会を持つこともございます。
 さらに、必要に応じて、伊賀つばさ学園入学後も小学校との連絡を取り合っているところでございます。
 一人一人の状況に応じて、子供が安心して伊賀つばさ学園に通うことができるよう、それぞれ双方の教員、学校間で連携を密にして取り組みを進めております。
 大きく3点目、文化振興のことでございます。
 第2次子ども教育ビジョンの進捗状況にかかわりまして、伝統文化の継承、主に能楽ではなかろうかなと思います、の取り組みにつきましてのご質問をいただきました。
 能楽の継承への取り組みは、能楽の大成者観阿弥が座を興したと言われています小波田の地にちなんで結成されました名張市観阿弥顕彰会を中心に、毎年観阿弥ふるさと公園で観阿弥祭を開催し、謡曲や獅子舞のほか、子供たちによる狂言やはやしを披露しているところでございます。
 本年度は市制65周年並びに名張市観阿弥顕彰会が創立60周年を迎えることから、記念事業といたしまして10月13日日曜日に名張薪能を開催させていただきます。秋の夜空のもと、市役所前の市民広場におきまして幻想的な空間の中で能楽をお楽しみいただくため、名張能楽事業実行委員会を立ち上げまして、その準備を進めるとともに、広報活動を積極的に行っているところでございます。
 この事業の事前学習会といたしまして、去る一昨日の9月7日の土曜日、当日ご出演いただきます観世流の能楽師、上野先生のほうから事前学習ということで研修を行いました。定員50名というところだったわけですけども、何と100名、120名以上の参加者がございまして、先生のほうからも名張市の市民のレベルは高いなあというような評価もいただいたところでございます。
 また、令和2年3月8日の日曜日には、第10回目を迎えます名張子ども伝統芸能祭りを開催し、ADSホールの舞台という大きな会場におきまして、子供たちが狂言、はやし、民謡、舞踊などの伝統芸能を発表するという機会を提供することにしているところでございます。
 さらに、来年度は名張市が三重の能楽まつりの開催都市として決定されております。主催者の三重県能楽連盟に協力いたしまして、観阿弥創座の地名張として、子供の狂言も含め、能楽の一層の振興と発信に努めてまいりたいという、その方向の中で計画を進めているところでございます。
 以上でございます。
○議長(川合滋) 消防長。
◎消防長(関岡廣行) それでは、私のほうからご質問の4項目めの消防団員確保のための取り組みについて、3点質問をいただきました。
 1点目は、消防団協力事業所表示制度の現状、2点目につきましては、消防団活動協力員制度の現状、3点目につきましては、大規模災害協力員の募集に至った経緯と、以上3点についてお答え申し上げます。
 消防団協力事業所表示制度につきましては、全国的に地域防災を担う消防団員が減少し、消防団員の約7割が会社員などの被雇用者であることから、入団しやすく、活動しやすい環境を整えるため、総務省消防庁が推進している制度でありまして、本市におきましては、名張市消防団協力事業所表示制度実施要項を平成23年4月1日に施行し、現在56名の団員が勤務します15の事業所を消防団協力事業所として認定させていただいております。
 この消防団協力事業所では、勤務中であっても火災等の災害発生時に消防団員である従業員が災害現場に出動することに配慮いただけることから、出動人員の確保に大きく貢献をしていただいておるところでございます。
 本市では、会社員などの被雇用者である消防団員の割合が全国平均を超え、約8割となっておりますことから、今後も積極的に本制度をアピールすることにより多くの事業所に消防団活動につきましてご理解とご協力をいただき、協力事業所として積極的に認定させていただくことが継続的な消防団員の確保につながる一つの大きな要因であると考えておるところでございます。
 次に、消防団活動協力員制度についてでございますが、先ほども申し上げましたとおり、本市の消防団員の約8割が会社員などの被雇用者でありますことから、平日の昼間に発生する火災等に対応できる消防団員が少ないのが現状でございます。
 そういった状況を補完するため、現在消防職員OB、消防団員OBの方々に消火活動等の支援をいただく制度として平成25年度に消防団活動協力員制度を導入し、現在市内で96名の方々にご登録をいただいておるところでございます。
 しかしながら、来るべき南海トラフ地震や台風、局地的なゲリラ豪雨等の大規模災害が発生した場合には、さらなる消防団への支援が必要であることから、現在の消防団活動協力員に加えて、大規模災害に特化した大規模災害協力員を募集することといたしました。
 今回の登録対象者は、これまでの消防職員OB、消防団員OBの方だけではなく、市職員OB、地域役員OB、医療従事経験者、あるいは学生防災サークル員など、消防、防災活動に役立つ経験等をされてきた方であれば幅広く登録していただけることとしております。
 募集案内につきましては、市広報、市ホームページはもとより、各種報道機関の協力を得て新聞等にも掲載をしていただいております。また、15の地域づくり組織へもポスターの掲示、募集案内の配布、回覧等で地域住民の皆さんに周知していただくようお願いをしているところでございます。
 今後につきましては、一人でも多くの方々に登録をしていただき、11月16日に実施予定の名張市総合防災訓練におきまして、消防団と大規模災害協力員との連携訓練が実施できるよう、災害協力員の確保に取り組んでまいりたいと考えております。
 なお、現在防災士の資格を持つ2名の方の登録の申し込みがございまして、問い合わせも数件消防本部のほうに入ってきております。
 本市におきましても、消防団員不足が課題となっている現状の中、今後も消防団員の処遇改善や活動しやすい環境の整備に取り組み、団員確保と地域防災力の向上力を図ってまいりたいと考えておりますので、さらなる消防団活動へのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。
 私からは以上です。
○議長(川合滋) 産業部長。
◎産業部長(杉本一徳) 私のほうからは、赤目四十八滝の誘客数の改善のご質問の中で、赤目四十八滝キャンプ場のリニューアル後の入り込み客数についてご説明のほうをさせていただきたいと思います。
 この4月1日にリニューアルオープンしました赤目四十八滝キャンプ場ですけれども、これまでの野外体験スペースに新しい冷暖房完備の施設を設置するということで、このリニューアルによりまして、利用方法についても違いが出てきてまいりました。宿泊、少しリッチな宿泊ができる施設ということで、少人数の方でも楽しんでいただける施設というようなことで、そのサービスの内容についても寄り添い型のサービスをしていくということでやっております。
 そんな中で、この4月以降の予約状況については、これまで順調に推移しているということで聞かせていただいております。
 そんな中で、人数のほうですけれども、具体的にお話しさせていただきますと、やはり施設の内容が変わりますので、入り込み客数でいきますと2割ぐらいは落ちた形になります。といいますのは、バーベキューとかの件数が減ってくるので、お昼の入山料をいただく方の人数が減ってくるということになると思います。4月は、昨年は255人でしたけれども、ことしは141人ということです。それから、5月につきましては、昨年513人のところ、598人、こちらのほうは大幅な伸びということなんですけれども、ここはゴールデンウイークの天気が少し恵まれたというのがこの数字になります。それから6月につきましては、昨年253人に対し、ことしは208名ということで、一般的な予想どおりの数字と。それから7月につきましては、489名に対して、ことしは418名ということで、例年どおりの使い方をしますと、やはり2割ぐらいの数字のダウンというのは見えてまいります。
 それで、あとはこの宿泊に伴いまして、利用料につきましては大幅な改定、これは地元のほうでしていただいてますので、この収入につきましては、これからまた分析していくわけですけれども、昨年までは直営ということで市のほうが管理させていただいたんですけれども、今まだ地域のほうでそちらのほうはやっていただいてますので、この分析についてはこれからスタートしていくということになります。
 私どもとしては、今のところは予定どおりか、それ以上の結果というのは残していただいておるものというふうに考えております。
 以上です。
○議長(川合滋) 常俊朋子議員。
◆議員(常俊朋子) それぞれお答えいただきましてありがとうございました。
 それでは、2回目の質問を始めさせていただきたいと思います。
 ばりばり食育条例の中の市としてのばりばり食育推進計画に基づいて、さまざまな取り組みをしていただいておりますこと、お伝えいただきました。
 7月に清風クラブで福井県の小浜市に視察に行ってまいりました。これはキッズ・キッチンと言うんですけれども、「料理を教えず、料理で教える」という、こういうタイトルで、教育プログラムとして取り組まれていらっしゃいます。
 これは平成15年秋から食のまちづくり課が中心となって幼児の料理教室を開始され、私は平成20年ごろキッズ・キッチンを知り、指導者養成講座も研究させていただいたこともあります。徹底しているのは安全への配慮、そして参加は親子で参加ということになってるんですが、料理をするのは子供だけで、このようにキュウリを切っておりますが、猫の手をちゃんとしてます。こういうルールや守らなければいけないこと、包丁の扱い方、そういうところまでしっかりと指導してくださる方がいらっしゃいます。親御さんはどうしてるかといいますと、ちょっと離れたところで子供たちの様子を見ているという、そういう料理教室です。
 プログラムの内容としましては、栄養の知識や料理の技術習得、日本の食文化、マナー、名張市も力を入れているところと同じなんですけれども、ルールを守ることや他人を思いやることなど、社会の中で生きていく上で大切なことを総合的に学べるように指導し、命の大切さ、魚などもさばいて、このようにですね、魚を、これ5歳のお子さんなんですが、さばいています。
 最終的には、お豆腐を手の上で、こういうように包丁を使って切れるようなところまで指導していくという、これは子供さん本人が本当にしたいって言って、どういうふうにして切るかということを納得してもらってから指導していくという、そういうふうな取り組みをされています。
 効果としては、子供が変われば大人も変わる、大人が変われば家庭が変わる、家庭が変われば社会が変わる、そういう最初に子供の伸びようとする力に皆さん驚かれるそうです。そして、食というものが体だけでなく、心の成長にも大きくかかわる重要なものであるという認識を深められて、家庭においても保護者の方が食を大切に考えるきっかけとなるように思うというふうに指導の方はおっしゃっていらっしゃいました。
 これが実施形態として、市内全ての就学前児童、5歳児が義務食育として体制づくりが進められています。
 このようにキッズ・キッチンで、基礎編、拡大編、オンデマンド編といいまして、5歳で体験して、その後は参加費をいただきながら、もっと勉強したい、お料理したいという子供さんが自由に申し込めば教えていただけるというような体制づくりです。
 この運営組織としましては、20代から50代までの約30名が所属されている食育サポーターがサポートしてくださっています。このように、子供さんに合ったテーブルで道具もそろえて、子供を信頼して任せる、親は子供を信じて見守るというところを重点的に進められています。
 先ほど市長から名張市の取り組みもお伝えいただきました。本当に共通するところなんですけれども、ここまで徹底してされています。名張市としても、子供との信頼関係づくりや潜在能力を引き出すきっかけにもなっているということを考えれば、名張市の教育プログラムでもできる信頼関係づくりと潜在能力を引き出すことに取り組んでいただければいいわけで、連携していただいてます今の取り組みの中でも、それは信頼関係と潜在能力というところをポイントとしていただければいいのではないかと思います。
 小浜市と違う取り組みの方法をしていただいて、明確に取り組んでいただいているということをお伝えいただきました。また、この取り組みについて、本当に小学校・中学校での、先ほども家庭科の授業についてしっかりと教育要綱にのっとった取り組みをされているとお伺いさせていただきましたが、今の家庭科の調理実習とかは何時間ぐらいとられているのか教えていただけますでしょうか。
○議長(川合滋) 教育長。
◎教育長(上島和久) 小学校の家庭科につきましては、5年生、6年生でございますが、週の時間数でいきますと、平均しますと年間で1.6時間から1.7時間という、こんだけのことでございます。実習をしようと思ったら1時間では準備してできませんので、2時間続きが多いかなと思うところでございます。
 学校によって若干差はございますが、やらなきゃならない調理実習等については全てどの学校もやっているように聞かせてもらってるところでございますけども、その回数につきましては、大体4回ないし5回ぐらいというふうな形でございます。しますと、学期に1回ないし2回というふうなことぐらいかなあというふうに思ってるところでございます。
○議長(川合滋) 常俊朋子議員。
◆議員(常俊朋子) 私もそういうふうに聞かせていただいて、自分の時代のときと比べると大分さみしくなっているし、家庭でも食事をつくる時間が少なくなっている中で、子供たちがこれから社会に出て食という食育が大事という中で、これから取り組んでいく中で、やはり教育プログラムと同じように食育プログラムというのが重要になってくるかと思います。
 本当に取り組みを名張市でもばりばり食育条例ができてからきちっと取り組んでいただいているんですけれども、まずはお母さんになった方、出産されて一番最初に離乳食を食べさせるというところで、健康福祉の観点からも保健師さんが離乳食の指導もしていただいてると思うんですが、その離乳食についてお尋ねさせていただきます。どういうふうな取り組みをされているか。
○議長(川合滋) 福祉子ども部長。
◎福祉子ども部長(森嶋和宏) 私ども出産後、まだ小さい子供の離乳食の取り組みでございますけれども、議員のほうからご紹介いただきましたように、離乳食教室、これを名張市の保健センターのほうで私どもの管理栄養士が月、定期的に実施をさせていただいておりまして、小さい子供のころから食に対して母親も理解、そしていただく、こういったことに現在取り組んでいるところでございます。
 できるだけこの離乳食教室には多くの方に参加していただくような啓発にも取り組ませていただいております。
○議長(川合滋) 常俊朋子議員。
◆議員(常俊朋子) その離乳食の中で、だしのとり方もされているというふうに管理栄養士さんから指導を受けているということもお聞きさせていただいています。
 本当に、もうお茶といえばペットボトルというような認識の子供たちがふえてる中で、こういう食育について名張市が取り組んでいるのは、本当に横断的な取り組みをしていただいてます。それこそ地産地消、農業体験、それから食育としての子供たちと親御さんとの連携、そういう中で取り組んでいただいていることをお聞きさせていただきました。
 この食育については、私たちが生活していく上で、いろんなアレルギー対策とかそういうところにも特化していかなければならない取り組みだと思います。また、防災にも関係してくるんだと思うんですけれども、名張市としての取り組んでこられた子供たちとのかかわり、福井では8,000人以上の子供たちとかかわってきたということで、子供たちがすごく変わっていった、それですごくこの食育プログラムが効果的であるということをお聞きしてきました。
 今後も名張市としても直接子供たちにお料理を教えるのではなく、お料理で教える手順とか、社会での他人への思いやりとか、命の大切さをしっかりと教えていけるような取り組みができればなと思っております。
 また、この小浜市は御食国ということで、海も近いですし、新鮮な魚があり、また朝市等もありますけれども、私たちの名張市も山があり、新鮮な野菜、そして農業、林業、漁業、アユ釣りもできるような場所です。実際に体験してもらって、子供たちの成長に寄与していただけたらと思いますので、これからもしっかりと取り組んでいただけたらと思います。
 次に移りたいと思います。
 これが南中学校の小中一貫教育コミュニティ・スクールの取り組みの新聞の一覧です。これ、校長室の前に張り出されています。
 南中だよりというのと、小中一貫教育だより、つながろう、つながりの輪を広げようというようなことで、これは学校が発行していただいてるんですが、コミュニティ・スクールの事例といたしまして、英語教育の発表会が2月につつじが丘小学校であって、中学生もその中で発表もされていました。
 国際交流イベントというものが9月に開催されます。その発表に向けて、小中一貫の教育、またコミュニティ・スクールとして地域の方と日本伝統文化の学習にボランティアの皆さんに助けていただきながら、三重大学の留学生や多数の大学から学生さんをお招きして、日本の文化の紹介を初め、衣食住について、また人気のアニメや忍者の紹介も小学生とともに協働で試行錯誤しながらの交流会をされています。
 もう一つ、こどもフェスタという地域の方との交流イベントがあります。このフェスタでは、コミュニティ・スクールということで、子供たちが地域の皆さんと合同会議をして地域の課題、また中学生として何ができるかということを取り組んでいただいています。
 この取り組みなんですけれども、つつじっ子会議という中で、地域の方がリーダー格で子供たちの思いを聞きながら、また先生たちと協働しながら取り組んでいるところです。
 この取り組みなんですけれども、初めてつつじっ子会議ができたときは、夏休みの食育の朝食メニューの経験を9月のこどもフェスタでつくろうということがきっかけでした。それをきっかけにして、子供たちが事前に試食会や購入する商品がどんなものかというのを取り上げながら実際に販売し、うれしいことにすぐに完売したので、また来年もしたいという中で、子供たちは変わったんですけれども、中学生として小学校の子供たちと一緒にそのつつじっ子会議というメンバーをふやして、今20名ほどになってるんですけれども、その中で4つのグループができ、挨拶運動、これは更生保護女性会の皆さんが毎月1回水曜日に挨拶運動をされてるんですけれども、その今までの長年の取り組みに、子供たちが自分たちが挨拶運動を学校でするだけじゃなくて地域の人たちに挨拶運動を広めたい、広めようじゃないかというようなことも新しく取り組んでくれることとなりました。
 また、次の国際交流イベントやこどもフェスタで自分たちのゆるキャラをつくりたい、そういう取り組みも始まりました。今度その交流イベントやこどもフェスタでお披露目ができるのではないかと、手づくりのゆるキャラを考えて、ここにあるようにつつじが丘、春日丘、国津地区の3つの地区を象徴するゆるキャラの作成を計画して、今つくっているところです。
 これはやはり地域の皆さんとのコミュニティ・スクールの積み重ねがここにつながってきているのかなと思わせていただいています。
 そんな中で、ここまでの取り組みが広がったきっかけというのがあります。まずは中学校と小学校の先生方がなかなか会議でも意見を言われても大変なことばかりが課題になってたと思うんですけれども。今ここまで教育委員会も進めていただいて、運営協議会も実行していただいて、その中でつつじが丘ではクリーン大作戦というのを小学生の5、6年生と中学生で一緒に合同で小学校の塀を、フェンスをきれいにしようという取り組みをしました。その中で、中学校の先生はすごく心配されたんですね、小学生と中学生が一緒にするという中で。その中で、中学生が先生の心配をよそに、小学生をリードしてしっかりと指導し、予想以上に丁寧に仕上がったという経緯があります。
 こういう取り組みが全国の学力調査等の成績アップにもつながっているのかと思わせていただきます。子供たちも先生方の中だけじゃなく、地域の方と話をすることで、さまざまな表情を見せてくれます。これも取り組みの成果だなあと思わせていただいています。
 先ほどもおっしゃっていただいたなばり学の取り組みで、名張市の文化歴史を子供たちが学んでいく中で、低学年で習ったこと、高学年で習ったことをどのようにまとめていっているのかをお尋ねしたいと思います。
○議長(川合滋) 教育長。
◎教育長(上島和久) ことしからは小学校5年生からのふるさと学習下巻を資料集を使った本格実施という形のことを来年に向けて、今やってるところでございまして、来年度からは小1から中3まで全て計画どおり進めるところでございますし、上巻につきます、いわゆる小学校1年生から4年生まではことしから本格実施、来年度からは5年生から中3までが本格実施ということで、全部ということでないわけですけれども、学校によりましては、今つつじさんと南中がやってくれてるように、特に国際交流フェスタの中ではなばり学でやったことを、あれは日本語で書いてあるわけですけども、英語でしたらどうなるんかなあということを中学生が小学生に教えながらやってるという、そういうことも一つの方法としていいやり方の一つではないかなあというふうに思っているところでございます。
 将来的には、やはりいろんなところへ現地学習をするにつきましても、地域の方の力で助けてもらいながらすることも大事ですけども、そのことを通して小学生と中学生が交流する場がとれればいいなあと思ってますし、また9年間通してやってきますので、将来的には中学校の2年生、3年生がやはりふるさと学習の集大成としてどのような自分たちは名張の将来ビジョンを描くんか、あるいはどんなことをすることが我々の務めなのかということまで学習したり、あるいは交流したり、発表したりというふうなことをしたいなと思っています。
 そういう場にも中学生が発表するときに小学生も一緒に聞きながらやってもらうと、こういうことも一つの方策ではないかなというふうに考えておるところでございます。
○議長(川合滋) 常俊朋子議員。
◆議員(常俊朋子) ありがとうございます。また、そういうなばり学を進めていく上で、一学年ずつこれで終わりじゃなくて、資料として積み重ねて保管していくということもお聞きしたんですが、それはそのように利用されてるということでよろしかったでしょうか。
○議長(川合滋) 教育長。
◎教育長(上島和久) はい、おっしゃるとおりでございまして、今議員さんもおっしゃってくれましたけども、やはりそういういろんな積み上げをみんなが発表したり、また意見交換をする、そしてつつじっ子会議のように、最初は中学生だけであったんですけども、本年度から小学生も入って一緒にいろんな行事を主体的にやっていく、そして子供のアイデアというのはなかなか大人では考えられないようなアイデアも出してくれたりします。そういうことを学年の発達段階に応じてするとともに、下級、下の子は上級生に憧れを持ってもらったり、また意欲をかき立ててもらったりというふうなこと、上級生も下級生をしっかりとわかる、自分のやりたいことを、言いたいことをわかってもらう、そのことが大きな自分の自信にもなるのではないかなと思うところでございまして、そういうつながりということを非常に大事にしていきたいなと思ってます。
○議長(川合滋) 常俊朋子議員。
◆議員(常俊朋子) 保育所、幼稚園から小学校へつなぐ、また小学から中学へつなぐ、また特別支援学級等発達障害児の子供たちも伊賀つばさ学園につなぐ、さまざまなつなぎのバトンということを核に取り組んでいただいていること、本当にありがたく思います。
 でも、学校で通級学級の、先日も幸松議員さんにご答弁されてたとき、13人になったら自校で通級学級が開設できるというお話だったんですけれども、それこそ最高10人ぐらいという中で、希望としては何人であっても通級学級というのを自校でしていただけたらと思うんですけれども、そのあたりのことについてどのようにお考えでしょうか。
○議長(川合滋) 教育長。
◎教育長(上島和久) 新しい学校教育法が改正されまして、通級指導教室のことが取り上げられたわけでございます。
 一応一つの目安としましては13名以上の者がおればということですが、必ずしもそれだけ、人数だけではなくて、特に特別支援学級以上に通級教室になりますと全校体制、協力体制がきちっとできないといかんということがあるわけでございます。
 そういう意味で、なかなかそこへ向けてのいろんな先生方の力量、あるいはまた保護者の皆さん方のご理解もきっと得ていかないといかんのではないかなと思ってます。
 ただ、それはなぜかといいますと、小学校の段階では特別支援学級の数が多いんですが、中学校になるとそのままずっと全部特別支援学級へいくかというと、そうではないわけでして、それは何かというと、大きなハードルは進学、高校へのですね、これが入ってくるわけでございまして、それをどうするかというふうになってきますと、やはりそのときそのときさえよかったらいいんじゃなくて大きな見通しを持ってやっていく、そのためにもキャリア教育を重視していかなければならないということをこの子ども教育ビジョンにうたってるところでございます。それをまずは直接かかわりを持ってます教職員が、きちっとその理解をしながら子供の実態を踏まえてどうしていったらいいんか。そして、それを保護者の皆さん方ともしっかりと共有しながら、子供のライフワークというか、将来の進路に向けてもきちっとしたことを早い段階から見通しを立てて持っていこうということで、その一つとして、私は通級指導教室というのは、これからの特別支援教育の中では避けて通れない大きなものであろうかと思うし、それは考え方によっては非常にいいものではないかなと思ってるところでございます。それをやるのは非常に難しい点もありますが、ぜひそのこともご理解していただきながら、通級教室、いわゆる発達障害を中心とした自校での通級教室を一つでも多く開設していかなければならないというふうに考えているところでございます。
○議長(川合滋) 常俊朋子議員。
◆議員(常俊朋子) ありがとうございます。本当に通級教室が自校でできることが理想的だと思います。
 しかし、そういう特別支援とか発達障害のある子だけじゃなくって、どの子もつまずきの時期もありますし、言えないって悩んでるときもありますし、自校でというようなことを意識しながら進めていただいている学校教育、私の子供がいてたころよりも先生方の対応といいますか、意識も高くなっているように思わせていただいて、本当に障害のある子だけでなく、障害のある子に対しても先生が本当に親身になってというか、温かい目で見てられるんだろなあというところが夏祭りとかそういう違う場所で拝見させていただいてて、子供たちがすごくなじんでるというようなところがありまして、本当に今教育長が考えていただいている特別支援や通級学級の必要性ということを皆さんに教育委員会として各学校に意識を高めていただいているということは本当にいいことだと、いい方向性だと思っておりますし、教育ビジョンでもしっかりと取り組んでいただきたいと思いますんで、よろしくお願いいたします。
 ちょっと2番目の、飛ばしてしまいました、赤目四十八滝、よろしいでしょうか。済いません。
 赤目のキャンプ場がリニューアルされて誘客数がということで、収入に関してはとおっしゃっていただきましたが、キャンプ場で1万3,000円で泊まれるというのは、山小屋でも今は1万円ぐらいするという話を聞きましたので、本当に手ごろなお値段で泊まれて快適な時間を過ごせる、そしてバーベキューとかもできてって、本当にこれからすごく需要が高まっていくのではないかと思わせていただきました。
 また、見学もさせていただきながら、最近もちょっと立ち寄らせていただいたんですけれども、宿泊客がいらっしゃらないときの準備、下準備ですね、泊まって帰られた後の、毛布を干したりとか、やっぱりさまざまなことが泊まっていらっしゃらなくても用事があると、お仕事があると。
 その中で、やっぱり地域の先輩方がさまざまな協力をしてくださるのですごく助かっていますというお話も伺わせていただきました。また、今後のビジターセンターの活用とかも加わる中で、さらに人気になっていくのではないかと思わせていただきました。ありがとうございます。
 では、ビジターセンターの件でお尋ねしたいんですけれども、ここにビジターセンター、私本当に申しわけないんですが気がつかなくて。これが忍者のその百地三太夫さんのかぶととか、その歴史的な博物館的な役割を担っていくということをお聞きしましたが、展示場としては2階を考えていらっしゃるのでしょうか、お尋ねします。
○議長(川合滋) 産業部長。
◎産業部長(杉本一徳) 今このビジターセンターのほうを、こちらもリニューアルということで、忍者系というようなお話をいただいたわけですけども、基本的に渓谷保障会のほうにお考えいただいてますのは、赤目の自然史博物館ということで、これは忍者だけにこだわりますと全国的にそういう取り組みがありますので、忍者というのをはっきり打ち出しながら、もうそれに附属する自然ですとか修行ですとか、精神的な部分ですね、そういったところも含めて、博物館的に仕上げていくというコンセプトで今準備のほうを進めていただいています。
 それで、2階のほうもリニューアルするわけですけども、一部1階においても、そういった見ていただけるような形で今設計のほうをいろいろとちょっと工夫していただいているという状況です。
○議長(川合滋) 常俊朋子議員。
◆議員(常俊朋子) はい、ありがとうございます。
 忍者というこういう本もアメリカの方が出されているんですが、日本の地図、そしてここが赤目の地図が出ております。伊賀、上野、赤目四十八滝、ちょっとわかりにくいですけれども、こういうふうになぜこの忍者がアメリカで人気なのかというちょっとお話を聞かせてもらったんですけれども、アニメではスーパーマンとか、実在の人物じゃない、なのに忍者は実在の人物で、そこにすごく興味を持たれるそうです。
 もともと忍者というのじゃなくって、忍びの者というふうなことで修験者の修行の場として発展していった、発展してというのはおかしいですけども、そこが神聖な場として修行されたというところなので、今ちょっとお伺いさせていただいた自然史とかいろんな方面のものを博物館として取り組まれるということだったので、逆に忍者ってされずに忍びの者というような表現方法はこっち、名張市ではすれば、またちょっと特化していいのかなと思わせていただきましたが、いかがでしょうか。
○議長(川合滋) 産業部長。
◎産業部長(杉本一徳) 忍者という言葉もありますし、それから名張の昔の字で隠れるという、あの字の使い方もございますし、それから忍びの国という映画がありましたけど、その忍びという使い方もありますし、いろいろなところがあるわけですけれども、いろいろやりますと、今度は逆に薄まってしまうという部分もありますから、その辺につきましてはいろいろな意見を参考にさせていただきながら、効果的なPRの方法を考えていきたいと思っています。
○議長(川合滋) 常俊朋子議員。
◆議員(常俊朋子) ありがとうございます。本当に薄まってしまったら何もならないので、しっかりと名張らしさを出していただければと思っております。ありがとうございます。
 それでは、4番目の消防団の件でお尋ねさせていただきます。
 消防団員確保の、消防団員が減ってる中で、この事業所の表示、表彰制度を取り入れられて、56名で15事業所ということで、もっとたくさん事業所もあるかと思うんですが、今後ふやしていけるという可能性についてはどのようにお考えでしょうか。
○議長(川合滋) 消防長。
◎消防長(関岡廣行) 今後団員につきましてもそういう理解してくれる事業所のもとで有事の際、就業中に出動することについては、団員にとってはかなり気持ち的に出動することが容易にしていただけるということで、これからもそういう事業所に対しては事務局といたしましても、率先してご理解いただけるよう説明に伺ってまいりたいと思っております。
○議長(川合滋) 常俊朋子議員。
◆議員(常俊朋子) ありがとうございます。本当に消防団の皆さん方には、行方不明者の方から災害時、また火災等の出動をいただいているところです。私も女性消防団員ではございますけれども、今の状況ではなかなか本団に所属しているという中で、各分団とのまた違う活動になっているところなんですけれども、今後も消防団員確保のための女性消防団員のあり方等も検討していただいているというところなんですけれども、この大規模災害協力員の募集のチラシがあります。このポンプを担いでいるのが学生さんの防災サークルの皆さんだということでちょっとお尋ねしたいんですけれども、いつこういう学生さんが参加されるようになったのか教えていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(川合滋) 消防長。
◎消防長(関岡廣行) 近畿大学工業高等専門学校におきまして、消防防災サークルというのを発足していただきました。この近大高専の消防防災サークルの取り組みについてでございますが、近大高専と消防本部、そして消防団が連携して取り組んでいる事業でありまして、消防防災に係る研修や消防団の訓練等に参加していただき、その体験を通して消防団の必要性や地域防災の重要性を認識していただくことにより、防災リーダーの育成、消防団活動協力員への登録、さらには消防団への入団と発展させていくことを目標としております。
 現在の活動の状況でございますが、本年6月10日にサークル員19名で発足式を行い、以降、消防団の水防訓練や火器訓練、少年消防クラブの体験訓練や地域の防災訓練などに参加していただき、消防団とともに体験活動をしていただいております。
 そのような体験を通し、8月には1名でありますが、名張市消防団への入団がございました。また、大規模災害協力員の登録の意思を持たれているサークル員が数名いるということも聞かせていただいているところでございます。
 今後も消防団との体験訓練を中心に、消防フェスタや名張市総合防災訓練への参加、応急手当て講習の受講など、さまざまな経験を積んでいただき、将来の地域防災のリーダーや消防団の担い手となっていただくことを期待しているところでありまして、そのような事業の展開をしてございます。
 以上です。
○議長(川合滋) 常俊朋子議員。
◆議員(常俊朋子) ありがとうございます。本当に頼もしい存在となっていただいているようで、消防職員の皆さんからも期待されているところです。
 また、消防職員にもなりたいという方もいらっしゃるようにもお聞きしておりますので、さらにこういう若い人たちが少しでも協力員として活動していただいたり、また大規模災害協力員のこういう啓発に協力していただけることは、本当にありがたいことだと思います。
 大規模災害時というのは、本当にどういう支援が必要かわかりませんし、一人でもそういう意識の高い方にそばで寄り添っていただけることが避難所等での安心にもつながっていくと思いますので、ぜひともこういう制度を募集していただいて、制度に協力していただける方を一人でも多くふやしていただきたいと思います。
 また、今消防職員として鈴鹿の消防学校で頑張っている方も先日お目にかかりました。今後は名張市消防職員として頑張ってくれるというお話も伺いました。ぜひとも、消防職員の人数も十分ではない中、頑張っていただいていることに敬意を表しまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(川合滋) 以上をもって一般質問を終結いたします。
 本日はこれにて散会いたします。
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