録画中継

平成30年6月第380回定例会
6月14日(木) 本会議 一般質問
喜働
足立 淑絵 議員
1.命を守る救急対応とつながる地域医療について
 ・応急手当講習等の実績と内容
 ・救急ワークステーションの効果と救急受入不能件数
 ・伊賀地区の地域医療
 ・健康な体づくりと予防医療
 ・病院事業会計の改善
2.観光を中心とした産業の活性化について
 ・東奈良名張ツーリズム・マーケティング(ENN)の今年度の方向性と目標
 ・名張市産業チャレンジ支援協議会の昨年度の実績と今年の目標
 ・事業後継者不足の対策
 ・農泊開業セミナーの実績
 ・公共交通のハブとしてのまちの駅の活用と物産振興
 ・観光立国日本の中の名張として
 ・新たな観光資源
◆議員(足立淑絵) 皆様、おはようございます。
 第380回定例会一般質問第2日目の1番で質問をさせていただきます。市民の皆様の笑顔と幸せのために喜んで働く会派喜働足立淑絵です。
 それでは、通告に従い質問をさせていただきます。
 1項目め、命を守る救急対応とつながる地域医療についてお尋ねをいたします。
 まず、応急手当て講習などの実績と内容について。
 本格的な梅雨の時期を迎えましたが、本日のように清々しく、たまの晴れ間には学校では水泳の授業が行われ、夏休みになると学校のプールを開放して、多くの子供たちが水泳を楽しんでいます。その見守りをする保護者の代表として、PTA役員の方たちは事前に救命講習を受けてから見守りを行うそうです。名張市では、おかげさまで一般市民の方向けにも公募をし、救命講習の機会をたくさんつくっていただいております。
 そこでお尋ねいたします。
 応急手当て普及啓発活動の実績とそれぞれの講習の内容を教えてください。
 次に、救急ワークステーションの効果と救急受け入れ不能件数について。
 平成29年4月より本格運用となった救急ワークステーション、これは救急隊員の方が病院内において継続的に医師、看護師などから教育を受けることにより、傷病者に対する初期の治療だけでなく、その後の経過を含めた総合的な実施を行うもので、救急隊員の処置技術が向上し、レベルの高い救急サービスを市民に提供でき、救命率の向上につながるものです。また、医師、看護師と救急隊員が顔見知りになることで、救急の受け入れもしてもらいやすくなる、そのような効果もあるものだと聞き及んでいます。
 そこでお尋ねいたします。
 救急ワークステーション実施後の効果があれば教えてください。あわせて救急当番時間帯における名張市立病院受け入れ不能件数も教えてください。
 伊賀地域の地域医療について。
 昨年12月、伊賀市はこちらの新聞記事にもございますが、岡波総合病院と地域医療体制の充実を図るため、相互連携協定を結びました。詳細は今後双方で協議していくそうですが、協定の目的は地域医療に関し、より一層の連携、協力を進めるとし、戦略実現への効果的な取り組みと調査分析や研究の推進、課題解決に向けた取り組み、市立上野総合病院との機能分化、連携などで協力していくとのことでした。
 2次救急医療を担う名張市立病院は、伊賀地域医療構想調整会議に出席し、また名張市行政からも福祉子ども部長などが参加されております。私もオブザーバーで何度か参加させていただいておりますが、今回の伊賀市と岡波総合病院との協定締結は、正直驚きました。岡波総合病院も移転する方向で動いているとも聞こえてきております。平成30年度も医療構想調整会議は数回しか開催される予定がないとも伺っております。そのような中で今後名張市として地域医療をどのように考え、名張市立病院をどのような立ち位置で進めていくのか、お答えください。
 次に、健康な体づくりと予防医療について。
 先日、施政方針が発表されました。その中に健康寿命の延伸に向けて、健康づくりに携わるさまざまな人との連携を強化して、一生涯を通じた切れ目のない健康づくりの推進を図り、いつまでも健康で生きがいを持って地域社会の担い手として活躍できる生涯現役の町の実現に向けて取り組んでいくとの内容がありました。具体的な取り組み内容の一部には、まちじゅう元気リーダーの養成と活動支援に取り組み、名張ケンコー!マイレージをリニューアルし、さまざまなイベントや行事に拡大実施すると書かれてありました。
 そこでお尋ねいたします。
 健康な体づくりにつながる講演会、医療に関する講演会の昨年の実績と、その中の、そのうちケンコー!マイレージが付与される講演会の実数、その講演会の内容をお聞かせください。また、名張市民の命を守る現場、市立病院のボランティアの活動状況と参加人数を教えてください。
 次に、病院会計の改善。
 平成9年に、市民アンケートの結果をもとに名張市立病院が開院してはや20年、その20年間、毎年赤字補填のため、病院事業会計には一般会計からの繰入金が発生しています。病院事業会計には、看護学校や老人保健施設ゆりの里の運営経費も含まれますが、赤字補填は毎年されています。そのような中、第2次名張市立病院改革プランも立てていただき、実施いただいてることと思いますが、プランも3年目を迎え、残すところ2年と9カ月となりました。実際のところ目標効果額に達することができるのかどうか、現段階での見通しをお聞かせください。
 また、介護老人保健施設ゆりの里の業務実績を拝見したところ、入所の延べ在床者数も通所の延べ通所者数も、どちらも5%程度減少しておりますが、果たして経営改善はできるのかどうか、お答えください。
 続いて、大きく2項目め、観光を中心とした産業の活性化について、東奈良名張ツーリズム・マーケティング、略してENNの今年度の方向性と今後について。
 ことしの3月29日、東奈良名張ツーリズム・マーケティングが設立されましたが、この事業は国の地方創生推進交付金、3年間で約1億2,000万円で賄われています。今年度に入り、事業に携わる方がかわったと聞いております。人がかわるということは、いろいろと方向性や取り組みなども変わってくるのではないでしょうか。今後の予定などお聞かせください。
 次に、名張市産業チャレンジ支援協議会の昨年度の実績とことしの目標について。
 地方創生推進交付金の採択を受け、昨年4月よりスタートした名張の元気のモトづくりを目指すプロジェクト、人材を磨き、地域資源を生かし、物、仕事をつくり、名張の元気に向けて産業を活性化し、さまざまな視点からチャレンジしていく協議会の昨年の実績とことしの目標をお聞かせください。
 次に、事業後継者不足の対策。
 日本経済の活力を高める上で欠かせないのが、雇用の7割を支える中小企業の成長です。ところが後継者不足が深刻で、廃業に追い込まれることも少なくないようです。円滑な事業承継に向け、総合的な対策をとらなければならない時期に来ています。2025年には、6割以上の中小企業で経営者が70歳を超え、このうち現時点で後継者が決まっていない企業は127万社あると経済産業省は試算しています。また、休業、廃業や解散をする企業の5割は経常損益が黒字、そのような現状を把握し、中小企業庁は事業承継の課題解決のための後継者人材マッチング推進事業にも取り組んでいるところです。
 そこでお尋ねいたします。
 名張市内の事業所の後継者の現状はどの程度把握されていますか。また、後継者不足の対策はお考えでしょうか。
 続いて、農泊開業セミナーの実績。
 ことしの1月30日、農村の生活や農業を体験できる宿泊施設、農泊の開業者希望者向けのセミナーが三重県の主催で開催されました。農泊は古民家などを活用した畑仕事などの農業体験や収穫物を使った料理の提供など、農家などの生活に触れられるのが魅力です。さらに名張市は、民泊を中心市街地でも可能になる見通しになったと新聞報道でもされました。こちらの記事になります。
 法人外国人観光客インバウンドの受け皿として、学校近隣や住宅専用地域での営業制限の除外を県内で初めて行うそうです。このチャンスをぜひ生かしていただきたい。
 そこでお尋ねいたします。
 農泊セミナー参加者数とその後の展開は何かありますでしょうか、また民泊を始めたいと考えている方からの問い合わせはありましたでしょうか。
 次に、公共交通のハブとしてのまちの駅の活用と物産振興についてお尋ねします。
 平成24年8月6日にオープンしたとれたて名張交流館では、地元の物産を中心に、野菜、漬物などの加工品、パン、お菓子、地酒、工芸品などが販売されています。他の市町、埼玉県小鹿野町、こちらの映像にもございますが、埼玉県小鹿野町や群馬県下仁田町では、道の駅を活用して公共交通の結束点化、ハブ的な利用もしているようです。名張市もコミュニティバスが幾つか走っていますので、うまく連結することでさらに公共交通が充実し、とれなばの物産も売れるのではないでしょうか、ご所見をお尋ねいたします。
 続いて、観光立国日本の中の名張として、これから人口減少社会、消費減少社会を迎えるに当たり、また地方創生の切り札として、政府は日本を観光先進国として成り立たせていくために大きなかじを切っています。観光は真に我が国の成長戦略と地方創生の大きな柱であるとの認識のもと、官公庁はムスリムおもてなしガイドブックを作成しました。
 こちらの映像にもございますが、世界3大宗教の一つであるイスラムを信仰している人をムスリムといいますが、そのムスリムは世界人口の4分の1を占めます。近年ではビザの緩和やLCCの就航などにより、東南アジアを初めとするイスラム圏からの訪日外国人旅行者が急増しています。年々ふえる訪日外国人観光客のおもてなしとして欠かせないのは、食だと感じています。訪日外国人の日本旅行に期待することの第1位も日本食を食べることだそうです。
 そこでお尋ねいたします。
 ムスリムの方に限らず、世界には食のこだわりを持った方々が多くいらっしゃいます。ベジタリアン、グルテンフリーを求める方、菜食主義者の方の中には動物性由来の食品を一切とらないビーガンの方もいたりと、宗教上だけでなく、いろんなこだわりを持った方々がいらっしゃいます。世界では食の多様化がすさまじいスピードで進んでいます。
 そこでお尋ねいたします。
 名張として、今後インバウンドのおもてなしはどのように取り組まれる予定でしょうか。
 次に、新たな観光資源について。
 名張は観阿弥、世阿弥の創座の地で、お能の発祥の地でもあります。都会に目を向けますと、お能が神社仏閣で舞われ、しかも料金を払っていただき、観賞してもらっているようです。名張も、今こそ日本の伝統文化を観光素材として発信をしていただきたいと考えています。
 昨年のENNの事業の中でもお能観賞体験をされていたかと思いますが、その後の展開はどうなっていますか、お尋ねします。
 また、新たな観光資源として、名張市内や近隣市町を含め、美しい景色がこの名張市周辺には広がっています。赤目四十八滝や香落渓は室尾火山群の一角であり、室生赤目青山国定公園の指定区域になっています。政府の観光戦略の中にもナショナルパークとしてのブランド化が上げられています。今後名張の豊かな自然を生かした観光施策は何かお考えですか。
 以上で最初の質問とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(福田博行) 市長。
  (市長亀井利克登壇)
◎市長(亀井利克) 足立議員のご質問にお答えいたします。
 2項目、12点と多岐にわたるご質問をいただいたわけでございますが、1項目めが命を守る救急対応とつながる地域医療についてということの中で何点かお尋ねをいただきました。
 その中で当方からは、伊賀地区の地域医療についてのお尋ねがあったわけでございますが、地域医療構想において、地域にふさわしいバランスのとれた医療機能の分化の適切な推進、策定の趣旨に掲げており、伊賀地域、地域医療構想においても2025年に目指すべき医療提供体制への方向性として、回復期病床が不足することから回復期機能の一層の充実が求められるとされましたが、同時に急性期機能のさらなる充実が必要とされ、3つの基幹病院を中心とした集約化や文化、連携、場合によっては統合を検討することといたしてございます。
 現状の本市及び伊賀地域の医療体制では、3病院の輪番による2次救急医療体制や小児救急医療の拠点を維持する必要があります。本市といたしましても、名張市立病院の医師確保や魅力ある病院づくり、経営改善に努め、市民が安心できる医療の提供体制を確保するとともに、現在はまだ大きな動きはありませんけれども、県が主催する地域医療構想調整会議を初めとした協議の場において、伊賀市や3病院、医師会など関係機関とともに、引き続き伊賀地域の将来的な医療体制のあり方について協議をしていきたいと考えているところでございます。
 それから、病院事業会計についてのお尋ねをいただいたわけでございます。
 ご承知のとおり、病院事業は現在市立病院が持つ病院機能を継続していくために、平成28年度に策定した第2次名張市立病院改革プランに基づき、さまざまな改革項目に取り組んでいるところでございます。その柱の一つとしているのが、経営の効率化でございます。
 経営の効率化では、具体的な基本目標として、平成32年度までに病床利用率85%、医療収支比率が100%と定め、収益の拡大と費用削減の両輪で取り組んでおり、平成29年度においては医師の確保を積極的に行い、一定の診療体制を整備させていただいたことなどにより、病床利用率は87%を上回る見込みとなっております。しかしながら、入院の診療単価が前年度を下回り、医療収支比率は88%中盤の数値となる見込みでございます。
 次に、看護専門学校、介護老人保健施設ゆりの里でございますが、改革プランに掲げる数値目標に影響はないものの、それぞれ収支改善に向けた取り組みを実施計画に盛り込んでおります。それぞれの取り組み項目として、看護専門学校では、平成29年度より入学金を7万円から10万円、授業料を年間30万円から36万円に引き上げさせていただいたところでございます。
 また、ゆりの里では、48床あるベッドの利用率の向上が収益の確保につながることから、在宅介護者からの相談を積極的に受け入れ、入所につなげるとともに、市立病院併設の施設として、高齢者の方が市立病院を退院して自宅へ戻るまでの、バックベッドとしての機能を生かした受け入れも積極的に行い、入所利用率の向上に努めているところでございます。
 しかしながら、看護専門学校やゆりの里は、その機能や性質、規模などにより独立採算が困難な施設であり、一定一般会計からの負担が必要な施設であると考えております。病院事業といたしましては、引き続き両施設の収支バランスのさらなる適正化を目指すとともに、市立病院においても独立採算が原則の企業会計であることの認識をさらに高め、改革プランの目標指標でもあります医療収支の改善に努めてまいりたいと考えているところでございます。
 1項目めについての残余のご質問につきましては、担当のほうがお答えをさせていただきます。
 2項目めの観光を中心とした産業の活性化について、これそれぞれの担当部長、そして教育委員会のほうからご答弁申し上げます。
 当方からは以上です。
○議長(福田博行) 消防長。
◎消防長(関岡廣行) それでは、私のほうから、1、命を守る救急対応とつながる地域医療についての応急手当て講習の実績と内容、そして救急ワークステーションの効果と救急受け入れ不能件数の2点についてお答え申し上げます。
 まず、1点目の応急手当て講習等の実績と内容についてでございますが、応急手当て講習等の平成29年中の受講状況につきましては、救命入門コースで905名、普通救命講習で742名、上級救命講習で30名、その他の講習で1,694名となっております。全体で3,371名が受講しております。各講習の内容につきましては、救命入門コースは胸骨圧迫とAEDを学ぶもので、受講時間は45分と90分の講習でございます。
 普通救命講習は、AEDを含む心肺蘇生法、異物除去法及び大出血時の止血法を学ぶもので、受講時間については主に180分の受講でございます。
 上級救命講習は、AEDを含む心肺蘇生法、異物除去法、大出血時の止血法、傷病者管理法、副子固定法、熱傷の手当て、搬送法等を学ぶもので、受講時間は480分の講習でございます。
 その他の講習につきましては、AEDや心肺蘇生法のほか、やけどやけが、骨折などの応急手当て講習を依頼者からの要請により実施するもので、講習時間はその内容に応じまして60分から120分程度の講習でございます。
 そして、続きまして2点目の救急ワークステーションの効果と救急受け入れ不能件数についてでございますが、救急ワークステーションにつきましては、救急隊員の救急の拠点として名張市立病院のご理解をいただき実施しているもので、昨年度より本格運用を開始しております。
 目的といたしましては、議員ご所見のとおりでございますが、病院内において継続的に医師、看護師から教育を受けることにより、救急隊員の救急医療に関する知識、処置技術の向上や質の高い救急サービスの提供を目指すものでございます。救急救命士を含めた救急隊員のスキルアップや医師、看護師との信頼関係の構築による病院との連携強化などにつながっております。
 次に、救急受け入れ不能件数についてでございますが、名張市立病院の救急当番時間帯において受け入れいただけなかった件数は、平成27年中が20件、平成28年中が16件で、平成29年中が13件となっております。
 救急ワークステーションの効果として、救急受け入れ不能件数の減少につながったかどうかというご質問ですが、救急ワークステーションの実習曜日と時間帯は水曜日と木曜日の9時から17時と限られた時間であり、また救急の受け入れについては、その時々の救急の事案や病院の状況によるものでありますことから、救急ワークステーションの効果として、直接救急受け入れ不能件数の減少につながったということは考えにくいと思われます。しかしながら、継続して実施することにより、さらなる病院との連携強化につながるものと考えております。
 私からは以上です。
○議長(福田博行) 福祉子ども部長。
◎福祉子ども部長(森嶋和宏) 私のほうから健康な体づくりと予防医療にかかわりまして、地域医療に関する平成29年度の講演会の内容と実績、また日々の健康行動や健康増進につながるイベントに参加した際にポイントを付与し、還元する仕組みのこのケンコー!マイレージを、この講演会に対象として幾つされたかというご質問でございます。
 平成29年度、この医療に関する講演会につきましては、11回開催をさせていただいておりまして、延べ約1,300名の方に参加をいただきました。
 この講演会の内容でございますけれども、11回のうち2回につきましては、私ども寄附講座を開催しております。1つは、関西医科大学の寄附講座の中の市民公開講座として、「子供の健やかな発達を支援する」というテーマで研修をいただきました。また、三重大学のほうの公開講座、市民公開講座では、知っておきたい病気のことと題しまして腎臓病、胃がん、糖尿病についての研修をいただきました。
 また、この医療に関する講演会では、それぞれの地域づくりでも取り組んでいただいております。昨年はすずらん台地域、美旗地域、桔梗が丘地域におきまして、認知症について正しく知るという研修を行っていただいたり、生活習慣病についての研修等を行っていただいております。こうした計11回の研修会の中で、ケンコー!マイレージの対象とさせていただいた研修会は、5つの講習会を対象とさせていただいたところでございます。
 以上です。
○議長(福田博行) 産業部長。
◎産業部長(杉本一徳) 私のほうからは観光を中心とした産業の活性化についてということでお答えさせていただきます。
 まず、東奈良名張ツーリズム・マーケティングの取り組みについてのご質問です。
 初年度に当たります平成29年度には、市場調査や現地調査による観光資源の発掘、体験モニターツアーの実施など、主に外国人旅行者のニーズ調査に注力してまいりました。地元観光関連事業者さんらを対象としましたインバウンド受け入れのためのセミナーの開催、SNS等を活用した海外向けの情報発信、海外の旅行会社への売り込みや視察の誘致にも精力的に取り組んでまいりました。
 本年度は、昨年度に引き続きインバウンド受け入れのためのセミナーの開催や、海外に向けた情報発信を精力的に行ってまいります。さらにこれまでの取り組みから得た外国人旅行者のニーズと当エリアに有する観光資源とのマッチング、さらにはニーズに対応しました観光商品の磨き上げに努めるとともに、海外旅行者へのツアー商品のコーディネートや直接セールスに重点的に取り組むことで一定の収益を確保していく手法、それから法人化に向けました道筋、そちらのほうを明らかにしていきたいと考えております。
 次に、名張市産業チャレンジ支援協議会の昨年度の実績についてのご質問をいただきました。この協議会は、産業分野におけるさまざまなチャレンジによりまして地域産業の活性化を図る目的で、平成29年4月に設立した組織ということです。市民総活躍によるなばり元気のモトづくりプロジェクトとしまして、3大政策の一つ、元気創造の重点項目に位置づけ、国の地方創生推進交付金を活用しまして、地域資源を生かした産業育成の核となるべく事業を進めてきたところです。
 平成29年度の雇用目標数、こちらを50名と設定しまして、各種の取り組みによりまして60名の実績を上げることができました。内訳は、子育て世帯の方向けの支援による就職、こちらが30名、就職説明会による就職、こちらが12名、新規創業者9名、高齢者雇用9名となっております。
 主な取り組みとしましては、子育て中の方向けのセミナー、それから創業セミナー、合わせまして14回、延べ32日間開催させていただきました。セミナー参加者数は463名、100社からの協力をいただくことができました。
 次に、タイトルを「名張カフェ」とネーミングしまして、市内のカフェ17店舗を紹介しました冊子1万冊を発行しまして、掲載カフェ店を初め、市内外のホテルですとか道の駅などで配布いたしました。
 一方で、創業者が創業しやすい環境づくりの支援といたしまして、企業の空きスペースをレンタルオフィスに活用するということで、空きスペース活用事業を実施しまして、市内企業1社を採択の上、現在空きスペースをレンタルオフィスとして活用いただいているというところです。
 農業と商店街の発展ということで、桔梗が丘商店会の協力をいただきまして空き店舗を貸借し、野菜販売を定期的に行って、商店街の活性化にも努めたところです。今年度のことです。今年度の目標は、引き続き雇用数50名を目指すこととしました。2年間の目標を100名としておりましたけれども、10名分上方修正させていただいて、110名ということにしております。本年4月、5月には就職面接会を実施、6月10日には農業分野とも連携した試みといたしまして、軽トラ市を開催しました。13台の軽トラでの野菜販売に加え、子育て世帯向けの各種体験メニュー、市内企業の支援といたしまして、パン等の販売も行っていただきました。参加者は1,500名を数え、大変ご好評をいただきました。
 現在ですけれども、介護の人手不足を解消するために、本市で初めての企画といたしまして、介護福祉士の実務者研修を開催しているところです。60名の定員に対しまして100名の参加があり、介護業界での雇用創出に対する支援を行っているということです。今後は創業セミナー、子育て中の方にも仕事を行ってもらいやすいような就労、そちらを支援するために、在宅ワークのための支援など、時代のニーズにマッチした働き方の提案も行っていきたいと考えているところです。
 次に、事業者の後継者不足対策についてです。
 三重県では、県を初めとする公的機関、金融機関、商工関係団体、弁護士、税理士等の専門家で形成された三重県事業承継ネットワーク事務局、こちらにおきましてさまざまな支援や検討を開始しております。三重県事業承継ネットワーク事務局におきまして、平成29年11月から12月にかけて、県内の事業者に向けまして、事業承継に関するアンケートも実施されました。このアンケートの中では、伊賀地域では46社からの回答がありまして、そのうち60%に当たる28社においては後継者が決まっている、または後継者がいると答えております。一方15%に当たる7社においては、後継者が決まっていないため、後継者を探しており、24%に当たる11社が事業の継続の意思がないというふうに答えております。11社のほかにも後継者に悩んでいる事業者が相当あるものと想定しております。三重県と連携しながら、悩みを抱える事業者に寄り添い、親族間にこだわらない支援に努めるということが重要であると考えております。
 次に、農泊開業セミナーについてです。
 本年1月30日に三重県が主催し、名張市と東奈良名張ツーリズム・マーケティング、こちらのほうも共催をさせていただくという形で、初めての農林漁業体験民宿、地域の魅力を体験、発信の拠点として農山漁村滞在型旅行、いわゆる農泊促進セミナーを武道交流館いきいきにおいて開催いたしました。本市としては、農村振興の視点に加えまして、観光、インバウンドの呼び込みにもつながるよう、横の連携を図りながら共催させていただいたところです。
 当日は、県内から事業を考えている方や行政機関担当者等43名、うち名張市21名の参加者があり、都市農山漁村交流活性化機構から講師をお招きをし、講演や事例報告等が行われました。参加者からのアンケートでは、農泊についてわかりやすいセミナーであり、また実施をしてほしいとの意見や、市としてもっと農泊を啓発していくべきであるという意見もいただいているところです。
 なお、平成29年11月から12月に東奈良名張ツーリズム・マーケティングに加盟する6市村を対象に、4回に分けて実施しましたおもてなし講座インバウンド初級編においても人材の育成と掘り起こしに努めてきたところです。創業に向けた問い合わせはございます。ただ、直接実現に結びついてるというところには至っていないという状況になります。
 次に、フードダイバーシティーと呼ばれる食の多様性の対応、こちらのほうですけれども、訪日外国人が日本への旅で最も楽しみにしていることは日本食を食べることだと言われており、食は日本の文化や伝統を五感を通じて体験できる世界に誇れるコンテンツであると考えています。年々訪日外国人が急速にふえていることは、つまりさまざまな国籍や生活習慣を持つ人が日々ふえているということであり、食の提供に当たっては、その多様性の動向をしっかりと認識しておく必要があるということです。
 国内でも既にイスラム教徒向けの食を中心としたおもてなしイベントが開催されるなど、食の多様性に関する関心と認識が深まってきているとともに、そのことへの対応が始まっています。したがいまして、こうした訪日外国人の食の多様性や、さまざまな生活習慣に対する受け入れ環境を町ぐるみで整えることができれば、他に抜きんでた魅力となり、大きなビジネスチャンスにつながるものと考えています。
 こうした背景を踏まえまして、昨年12月に東奈良名張ツーリズム・マーケティングが開催しました外国人観光客おもてなし講座の中でも、食を初めとする外国人の文化や習慣の違いについて、テーマとして取り上げまして、関係事業者の皆さんとともに理解を深め合ったというところです。今後も食の多様性につきましての認識を深めまして、こうした需要に対応する受け入れ環境の整備について、関係団体や事業者の皆さんとともに積極的に話し合ってまいりたいと考えております。
 次に、新たな観光資源ということで、能についてのご質問をいただきました。能は狂言とともに、能楽ということで日本の伝統芸能の一つとしてユネスコ無形文化遺産にも登録されており、近年興味を持つ若者や外国人もふえているときいております。とりわけ名張市は能楽大成者である観阿弥が初めて座を立てた地であり、そういった点でも他の町にはない魅力の観光資源の一つであると考えております。
 そのような中、どちらかというと見るということよりも体験するということ、こちらを観光につなげていけないかと考えておりまして、昨年の10月に東奈良名張ツーリズム・マーケティングの取り組みにおきまして、狂言体験のメニューを含めたモニターツアー、外国人モニターツアーを実施いたしました。参加者ほぼ全員の方から、よかった、知人にも紹介したいというお答えをいただいておりますけれども、一方で外国語での説明があればもっと楽しいといった声ですとか、せりふや歌に使われる昔の言葉がわかりにくいといった声もありまして、今後はこうした生の声を踏まえまして、関係者の皆さんとも意見交換を行いながら、魅力ある観光資源となるように工夫を講じていきたいと考えております。
 続いてもう一点、赤目四十八滝や香落渓など、自然を生かした観光の情報発信についてのご質問です。
 赤目四十八滝や香落渓など室生赤目青山国定公園の豊かな自然は、本市の代表的な観光スポットとして、年間約30万人近くの観光客にお越しをいただいてます。室生火山群に湧き出る温泉、名水に育まれた豊かな食、初夏にはアユ釣りも魅力の一つです。
 平成26年度に実施しました名張市観光実態調査におきまして、観光客の9割以上が本市のイメージとして自然、風景を上げていることから、この資源に食、歴史、文化など、地域に根差した資源、さらにはさまざまな体験メニューを盛り込んだエコツアーの実施等によりまして、国内外からの誘客に努めているところです。
 赤目四十八滝渓谷保勝会では、エコツーリズムの先進的な取り組みを進めていただいているほか、滝の麓にある忍者の森の忍者修業体験、家族連れなどでにぎわう新たな観光、交流の資源となっております。また、このような恵まれた資源を生かしながら、赤目四十八滝キャンプ場を国の地方創生関連交付金を活用しまして、来年4月にリニューアルをするということになっています。完成後は、移住体験、農業体験など、より幅広い用途で今まで以上に多くの方にご利用いただける施設としまして、誘客を展開していくこととしたところです。
 近年多様化します観光ニーズへの対応が求められている中、大地の育みによって与えられたこの大自然をこれからの時代に合った観光資源となるよう、守り、生かし、さらなる観光誘客につなげてまいりたいと考えております。
 私からは以上です。
○議長(福田博行) 都市整備部長。
◎都市整備部長(谷本浩司) 私のほうからは観光を中心とした産業の活性化についてということの中の公共交通のハブとしてのまちの駅の活用と物産振興についてのご答弁を申し上げたいと思います。
 現在、名張市地域公共交通網形成計画に基づき、主要な乗り継ぎ拠点として位置づけた名張駅、桔梗が丘駅と名張市役所において、乗り継ぎ環境の向上に向けた検討を進めております。その一環として、このたび市内のコミュニティバス全路線におきまして、乗り継ぎ状況を含めた利用実態などを把握するために乗り込み調査を実施いたしましたが、利用目的では通院や買い物といった目的のほか、趣味や娯楽など、余暇活動を目的とする利用者も見られます。また、地域公共交通会議等の会議においては、本市に観光に訪れる方が利用しやすいよう、観光振興の観点からの検討も必要であるとのご意見もいただいております。
 今回とれたて名張交流館を含むまちの駅名張を公共交通のハブとして活用するとともに、物産振興を図れないかとのご提案をいただいたところでありますが、市といたしましても交通結節点においては単に乗り継ぎ機能のみならず、まちの駅の認定基準とも言える休憩、案内、交流、連携の機能向上が必要であると考えているところであり、現在まちの駅名張にはナッキー号及びほっとバス錦が乗り入れており、一定の乗り継ぎが可能な状態ではあるものの、全てのコミュニティバスが乗り入れる環境を整えることは、課題も多くありますが、今後の健康増進や余暇活動、観光交流に関する需要への対応として、情報提供や情報発信のハブとしての役割が期待できるものと考えており、とれたて名張交流館との連携した乗り継ぎ環境の向上に努めてまいりたいと考えております。
 以上です。
○議長(福田博行) 市立病院事務局長。
◎市立病院事務局長(石橋勝) 私のほうからは、健康な体づくりと予防医療のところで質問のありました市立病院にボランティアとしてご協力いただいておる人数と業務内容についてお答えをさせていただきます。
 市立病院では、現在1団体と2名の個人様にボランティアを行っていただいております。その内訳でございますけども、平成9年より名張花の会の皆様が病院を飾るプランターを玄関や駐車場に置いていただき、四季折々の花で皆様の心を癒やしていただいております。
 次に、個人のボランティアでございますけども、平成15年より週1回患者様に対して再来受け付け機の扱いの補助であったり、案内などにお二人の方がご協力をいただいております。
 以上でございます。
○議長(福田博行) 足立淑絵議員。
  (議員足立淑絵登壇)
◆議員(足立淑絵) それぞれご答弁いただきましてありがとうございます。
 ではまず、応急手当てコースの実績と内容についてお答えいただき、ありがとうございました。今子育てサポーターの養成講座や子育て世代向けにも講習をしていただいているところではございます。その方たちの声で、やはり身近なところ、異物除去であったり、やけど、けが、骨折、そういったことにすごく興味を持ってらっしゃる方はいらっしゃいます。きっとその方たちが受ける講習はというと、割と時間の短いものであったり、一般的なものが多いのかなと人数的にも思わせていただいております。やはり救命入門講習45分、90分が一番受けてる方の人数も多いというところで、ぜひそういった市民の方の声というのはある程度、心肺蘇生だったり、AEDというものにつきましてある程度皆さん知識はもう持っていただいてるような感じを私は受けます。
 じゃあその方たちが次に何を求めるかというと、日ごろ何かあったときに、いざというときに、自分である程度処置ができる、情報を持ってるから、例えば家にあるもので、例えば骨折した際には傘を当てて、例えば家にある風呂敷であったり、ネクタイであったり、そういったもので固定をして、目の前にあるものを使って処置をして、病院まで行くまでの間をつなぐという、そういった身近なところであったり、特に子育て世代は子供さんがいろんなものを口に入れたときに、それをいかに出すか、異物除去をするかというところとかもすごく気になってるという声が届いております。
 特に子育て世代では、どうしても子供さんがいるとしっかりと講座を受けることができないので、託児もあわせてセットでしてほしいなという声も上がっております。先ほどのところでは、やけど、けが、骨折は主催される側の要望があればそういったのに応じてしていただけるということでしたけれども、そういったことも要望あればやっていただけるという情報も私は届いていないのではないかと思うんですけれども、そのあたり今後どのように対応していただけるんでしょうか。
○議長(福田博行) 消防長。
◎消防長(関岡廣行) 今議員からご所見のございました、もっと身近なものにしてはどうかということでございますが、普通救命講習と上級救命講習等がございますが、上級救命講習につきましてはかなり時間が長くかかるということで、いわゆる60分から120分で、いわゆる要請者の方からの依頼によって、いろいろやけどやけが、骨折等の応急手当ての講習というものが受講することが可能でございますので、また今ご所見のありました託児についてはいろいろと考えなければならない今後の課題ではあるかと思いますが、その60分から120分で終了して、講習内容や講習時間が依頼者の要望に応えるその他の講習の中で実施できることを市広報やホームページでどんどん周知させていただきたいと考えております。
 以上です。
○議長(福田博行) 足立議員。
◆議員(足立淑絵) ぜひ子育て世代の方や、そういったものを求めてる方に情報が届くように、しっかりとお伝えいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 では、続きまして受け入れ不能件数ですけれども、実際に平成27年度、平成28年度、平成29年度と救急当直時間帯における名張市立病院の受け入れ不能件数自体は減っております。なぜこれをお尋ねしたかと申しますと、ある市民の方から連絡をいただきました。それは何かといいますと、夜、体調が悪くなったので救急車を呼んだと、救急車はすぐに来てくれたと。ですが、その後受け入れてくれる病院がなかなか見つからなくて、名張市立病院にも問い合わせる、上野市民病院にも問い合わせる、他の岡波にも問い合わせてくれたと思うんですけれども、本当に見つからなくて困り果ててた救命士さんがいたんで、もういいですってお断りをされて、朝まで待って、朝、市立病院に受診されたというお話を聞きました。
 それは、この受け入れ不能件数のうちに入ってるかどうかわかりませんけれども、多分そのうちの一つの件数だと思います。件数自体減ってるけれども、やはりそういった現状があって、本当に家族が体調悪くなった方にとりましては、不安なわけですよね。夜何かあったら、夜、朝まで待つその数時間の間に何かあったらどうしようという気持ちで朝を待たなきゃいけない、その不安感というのを何とか拭い去っていただきたいというのが私の希望でございます。
 じゃあなぜ名張市立病院が断られたのか、理由を聞きました。それは医師の方が僕の専門外だから、よう見ませんと。確かにそう言われる理由もわかります。責任がとれないというのもわかります。ですけれども、やはり診ていただきたい。
 じゃあなぜその方が断らなきゃいけなかったのか。そのあたり市立病院のほうから外科系当直回数についてお尋ねさせていただきたいと思います。外科系当直の仕組みをお答えいただきたいと思います。仕組みと、あと外科、整形外科、脳神経外科のそれぞれの医師の方がどの程度月に携わっていただいてるのか、その件数をお尋ねしたいと思います。
○議長(福田博行) 市立病院事務局長。
◎市立病院事務局長(石橋勝) 救急時の専門医等の考え方というか、仕組みについてというご質問でございました。
 当院の平日の夜間と休日の救急外来の医師の体制でございますけども、内科医、外科医、小児科医の各1名で対応しております。救急当番日の日は、3名の医師が勤務についております。そのうち内科医については、専門分野で申しますと総合診療科循環器内科、消化器内科の医師が順番で当たっております。
 ご質問の外科医につきましてですけども、外科医につきましては外科、整形外科、脳神経外科の医師が順番で業務についております。それらの専門分野ごとの割合をご紹介しますと、外科系救急につきましては当院の外科系の診療科の外科、整形外科、脳神経科からの常勤の医師の中から1名を当直に割り当てる日と、あと三重大学の外科または整形外科が1名、非常勤医師として派遣を受けて、当直していただく日がございます。
 こういった中で、非常勤医師の派遣当直が外科と整形外科であることから、一定当院の外科と整形外科の医師の当直の回数が多くなるという形になります。そういった形で脳神経外科より外科、整形の当直の回数が多くなるという形になります。
 直近の当直の割合につきましては、1年間の割合でございますけども、外科専門医が53%で当たっております。また、整形外科の専門医が30%で当たっております。脳神経外科医については、17%となってございます。当然当直に当たってない他の診療科の医師につきましては、呼び出しによるオンコール体制で待機をしておりますので、要請があれば出勤して対応しているところでございます。
○議長(福田博行) 足立議員。
◆議員(足立淑絵) 要請があればオンコールで対応していただけるということでありますので、不能受け入れ件数も減ってるかと思います。
 先ほどの市長の答弁でもございましたけれども、伊賀地域の地域医療については、名張は急性期のところも必要ということで、名張市立病院を急性期の受け入れ病院として多分残していくのかなという、私はお察しをいたしました。であれば、救急はやはりしっかりと受け入れていただきたいと思います。
 ということは、やはりオンコールで呼んでいただける環境にあるということは、専門外だから断るということはそもそも私はどうなのかと思いますので、そのあたり今後そういった受け入れ不能件数が減るということに当たって、減らしていく方向に持っていくためには、じゃあどのように当直を受けていただけるように当直を配置したらいいのか、各科であったり、やはり命を守る、救急を担うというところで、どの科を重要視すべきかということも少しお考えいただけたらなと思いますが、その辺いかがでしょうか。
○議長(福田博行) 市立病院事務局長。
◎市立病院事務局長(石橋勝) 一定限られた医師の中で運営を行っておりますので、今後もより救急体制が充実するように、今ある資源の中で対応できるように頑張ってまいりたいと思います。
○議長(福田博行) 足立議員。
◆議員(足立淑絵) 私も市民の方からそういった声をなるべくなら聞きたくないですし、名張市立病院がすごく頑張ってることも私は承知してるからこそ、そういった声をなくしていきたいと思ってます。ぜひ少しでも受け入れ不能件数が減ることを願っております。何とぞよろしくお願いいたします。
 あと救急ワークステーションの効果というところで、連携の強化をされてるということなんで、さらに引き続き連携を強化していただいて、受け入れがしていただきやすいような信頼関係をつくっていただきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
 では、続きまして伊賀市の地域医療構想について、会議のことについてお尋ねをさせていただきました。地域医療構想会議、ことしの平成30年度の進め方については、調整会議が2回あるというところと、意見交換会が年度内で2回あるというところなんですけれども、じゃあ実際に第1回調整会議の前までに意見交換会というものはしていただけるのでしょうか。
 その意見交換会をするのはもちろん大事なんですけども、意見交換会に至る前の段取りであったり、事前の調整であったり、そういったことは日ごろされてるのでしょうか、お尋ねいたします。
○議長(福田博行) 福祉子ども部長。
◎福祉子ども部長(森嶋和宏) 地域医療構想調整会議の進め方についてのお尋ねでございます。
 本年2月、国のほうから各都道府県に対しまして、地域医療構想の進め方についてという通知が出されております。具体的な方針の速やかな策定がそこでは求められておりまして、今後会議を主催する県において具体の進め方等が示されるものと考えております。
 今この会議の進め方につきましても、年4回程度ということで、その通知の中にはあるわけでございますけれども、やはり地域地域の事情がございますので、その調整会議、またそれの事前として、この調整会議につきましてはご存じのように、行政関係者も含めた医療機関、関係機関等が入った会議になりますけれども、今ご所見いただきました調整会議、これは医療機関が事前にそういった協議をする場でございますけれども、地域の特性によって調整会議を4回する場合、また調整会議を2回、意見交換会を2回で4回程度といったところです。そこは柔軟に地域の特性に応じて進めていくべきであるという国の考えもございますので、県としてこのあたりを今後スケジュールをまた組み立てていく中で私どももこの会議で意見を述べていきたいというふうに思っております。
○議長(福田博行) 足立議員。
◆議員(足立淑絵) この間の3月に行われた、2月でしたか、会議に参加された議員も何名かおりますのでご存じだと思いますけれども、2時間ある時間帯、調整会議の時間が2時間ある中で、ほぼほぼ4分の3ぐらいが県庁の方からの説明でした。資料が膨大にあって、その説明に費やされ、残りの30分で会議をされました。その中でも毎回ほぼ何回か出てますのでわかるんですけれども、ほかの委員の3委員のそれぞれの委員の先生たちがいることは、毎回同じことしか言われてない、全く進んでる気配がないと私は感じました。なのでお尋ねをいたしました。
 2025年に向けて年に数回、地域によって会議の回数というのはいろいろあって、それも別にそれを悪いといってるわけじゃなくて、会議の中身が非常に説明で半分以上、4分の3、説明のほうで終わって、残りの30分でしか会議がされない。しかも毎回同じことをそれぞれの委員がまた言われてて、全く進展されてないというところが私は非常に問題があるのではないかと思います。
 だからこそ同じ市内の、また名張市と伊賀市でもともといろいろございますけれども、だからこそ岡波さんと伊賀市さんは早々に手を組んで、こんなことが先に進められてるのではないかと私は思えてなりません。
 ですので、会議のあり方は皆さんに言うわけではないんですけれども、県庁の方に言うべきことなので、会議のあり方というよりも、じゃあそういった会議しか行われないんであれば、やはり事前にいろいろと各部署で調整をしていただいて会議に臨んでいただきたいと私は思います。そのあたりいかがでしょうか。
○議長(福田博行) 福祉子ども部長。
◎福祉子ども部長(森嶋和宏) 伊賀地域の地域医療をどうしていくか、2025年までに一定の方向を出していく中で、先ほども申し上げましたけれども、期間、この2年間ぐらいで一定の方向性を出していく、時間も限られてまいります。そんな中で、この会議自体は、申しわけないですけど、県が主導する会議でございますので、その県が示すスケジュールに今後示されると思うわけですけれども、その中で私どもの考えというのも事前に十分まとめて会議に臨んでいくというスタンスでいきたいと思っております。
○議長(福田博行) 足立議員。
◆議員(足立淑絵) 2025年までに伊賀地域は1,056床あるところを909床まで減らさなければならないわけですので、そのあたり、ふえるのだったら、まだふやしやすいけれども、減らすというのは各医院にとっても、各病院にとっても、非常に経営に直結する部分でもありますので、やはりいい方向で、しかも名張市立病院がうまくこれ以上赤字をふやさないように調整をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 では続きまして、伊賀地域の地域医療のことについて、その中で転院搬送の件数をお尋ねしたいと思います。地域医療機関程度別救急搬送人数のほうをお答えいただけますでしょうか。お願いいたします。
○議長(福田博行) 消防長。
◎消防長(関岡廣行) ただいまお尋ねのあった件につきましては、平成29年中における救急搬送人員は3,142人となっております。その内訳としましては、名張市内の医療機関が全体の約63%で1,970人、伊賀市内の医療機関が約30%で958人、伊賀地域を除く県内の医療機関が約3%で102人、県外の医療機関が約4%で112人となっております。
 次に、傷病別ですが、急病が全体の約67%で2,114人、けがなどの一般負傷が約15%で450人、交通が約7%で229人、その他が約11%で349人となっております。
 続いて、程度別ですが、軽症が全体の約47%で1,482人、中等症が約37%で1,161人、重症が約13%で423人、死亡が約2%で76人となっております。
 以上です。
○議長(福田博行) 足立議員。
◆議員(足立淑絵) もう一つお尋ねいたします。名張市で救急車が転院搬送した件数もお尋ねいたします。
○議長(福田博行) 消防長。
◎消防長(関岡廣行) 平成29年中の転院搬送件数は265件となっております。
○議長(福田博行) 足立議員。
◆議員(足立淑絵) 名張市の救急対応の中で転院搬送というのが265件あるということで、全体3,142の転院搬送のうちの265件ということなんですけれども、その中でも転院搬送した件数は265件でありますが、そのうちのじゃあ実際重症、また程度というのが問われてくるのかなと思います。転院搬送するということは、かなり遠くまで救急車が行かなければならないということは、その間救急対応する車が1台減るということにつながります。
 そういった中で、平成28年3月31日に消防庁と厚生労働省で転院搬送における救急車の適正利用の推進についてという文書が出てまいりました。その中で緊急性の乏しい転院搬送については本来消防機関が実施するものではないため、医療機関が所有するいわゆる病院救急車、消防機関が認定する患者等搬送事業者等を活用することという一文が書かれております。この文書が出て以降、各市町、また県を含め、いろんなところで転院搬送ガイドラインというものが出てきております。名張市におきましては、転院搬送ガイドラインというものはどのように進められてるでしょうか、お尋ねいたします。
○議長(福田博行) 消防長。
◎消防長(関岡廣行) 転院搬送ガイドラインにつきましては、三重県は各地域の実情が異なることから、地域ごとに対応することとされており、現在三重県において各地域で協議のひな形となる三重県版ガイドラインの策定作業が進められております。策定後は、三重県版ガイドラインをもとに各地域において関係機関と協議し、地域のガイドラインを作成することとなっております。
 以上です。
○議長(福田博行) 足立議員。
◆議員(足立淑絵) では、名張市はいつごろでき上がる予定でしょうか。
○議長(福田博行) 消防長。
◎消防長(関岡廣行) この件につきましては、現在平成29年6月、三重県救急搬送医療連携協議会のプロトコル検査作業部会素案作成ということで、現在最終確認をしておる段階でございます。その後、書面の確認を三重県救急搬送医療連絡協議会の専門部会が決議をいたしまして、その後また各地域への通知が来るかと思われますので、今現在最終確認中ということでございますので、年内になるかとは思いますが、はっきりした時期は申し上げられないというか、わからないところでございます。
○議長(福田博行) 足立議員。
◆議員(足立淑絵) 名張市は全国よりも早く高齢化を迎える町でございます。2年早く高齢化を迎える町ということも認識していただいた上で、早目の転院搬送のガイドラインの作成を要望いたしたいと思います。高齢化を迎えるということは、救急車の出動回数がふえるということでございますので、ぜひともよろしくお願いいたします。
 では続きまして、健康な体づくり、予防医療についてそれぞれお答えをいただきました。ありがとうございました。いろいろと医療に関する講演会もしていただいてるようでございますが、もう少し健康に特化をするといいますか、幅広く名張市におきましては医療に関する講演会をしていただいておりますが、やはり名張市もほかの市町と同じく高齢化、高齢者が多い町でございますので、やはり高齢者の方、特にこれから医療費がかかってくるであろうその方たちが健康でいていただくことで、名張市の財政もしんどくならないというところにもつながっていきます。健康な人がふえるということは、名張市の財政を助けていただけるということにもつながりますので、ぜひとも医療に関するところでしっかりと情報を皆さんに提供していただきたい。
 そのような中で、これは飯塚病院の取り組みなんですけれども、地域医療サポーター制度というものがございまして、このサポーター制度は、自分の健康は自分で守る病気の予防と、あと医療機関と上手につき合うという、この2本柱で地域医療サポーター制度というものをしてくださっております。ぜひとも名張もそういった形で、皆さんが健康でいただけるように情報を提供するというところ、そういうことはケンコー!マイレージをくっつけてしていただきたいなと思っておりますが、いかがでしょうか。
○議長(福田博行) 福祉子ども部長。
◎福祉子ども部長(森嶋和宏) 健康な体づくりについてということで、みずからの健康はみずから守る、そして医療機関とうまくつき合っていくことの一つの制度としてご紹介をいただきました。私どもこのまちづくりが進展する中で、昭和60年度からスタートをいたしました区長推薦による健康づくり保健委員制度というのがございました。これを平成21年度に廃止をいたしまして、みずからの健康はみずから守っていく、そして地域にもそういった健康の行動を展開していく、こういうことでまちじゅう元気教室というのを開催をさせていただきました。
 平成24年、平成25年には、この教室に参加いただきました皆さんや地域づくりの健康づくりにかかわっていただく方と計画の作成をさせていただきました。平成24年、平成25年は、ワールドカフェの開催、そして平成26年度に15地域でそれぞれ健康づくり計画というのを策定いただきました。その後、平成27年から平成29年にかけまして、生活習慣予防、そして介護予防、健康づくり、これの正しい知識や技術を学ぶ、そしてみずからの意識の向上と地域の中で啓発していただくこと、これを目的としたまちじゅう元気養成講座というのを開催させていただいております。これまで430名の方が受講いただいて、リーダーとなって活躍をいただいております。
 今年度医療の部分でというお話もいただいてるんですけれども、今年度は名賀医師会との共催によりますまちじゅう元気在宅医療入門講座、これは6つの講座がございます。こちらを実施を予定しておりますので、その講座にもまちじゅう元気リーダーの皆さんに参加をしていただきたいなということで考えているところです。
○議長(福田博行) 足立議員。
◆議員(足立淑絵) そういったすばらしい教室や講座を開いていただくのであれば、ぜひともことしはケンコー!マイレージを拡大して付与していくということもおっしゃってくれてますので、そういったところにお越しいただいた方にもケンコー!マイレージをしっかりとつけていただきたいなと思っております。
 あともう一つ、病院のボランティア、特に病院のボランティアだけでなく、地域でいろんなボランティアに携わってる方がいらっしゃいます。それは生きがいであり、健康づくりにもつながると私は思っております。そういった方たちにもケンコー!マイレージを付与していただくということはいかがでしょうか。
○議長(福田博行) 福祉子ども部長。
◎福祉子ども部長(森嶋和宏) このケンコー!マイレージの取り組みは、少しでも家から一歩外に出ていただいて、いろんな機会を通じて、講演会であるとか、研修会であるとか、今おっしゃっていただきました地域づくりのボランティアに参加していただく、こういうことでみずから健康になっていただきたいということでスタートをさせていただいております。
 ご紹介いただきましたように、今年度そうした付与させていただくイベント数をふやすであったり、また地域づくり組織の行事の中で、昨年までは少し活動を制限させていただいてたんですけれども、それをもう少し広げていただく、これも地域の皆さんに説明もさせていただいております。その中でどの事業、ボランティア活動をケンコー!マイレージの対象とさせていただくかということについては、今それぞれの地域の皆さんと協議をさせていただいているところですので、それによって対象事業というのを決めさせていただけたらというふうに思っております。
○議長(福田博行) 足立議員。
◆議員(足立淑絵) ぜひとも名張市におきまして健康な方がふえることを願っております。よろしくお願いいたします。
 そのような中で、こちらの映像なんですけれども、昨年のたしか10月でしたでしょうか、名張市のビッグデータを使って東京大学が医療講座のためのそういった取り組みをしていただき、連携をとったという新聞記事でございます。こちらビッグデータをやはりうまく活用をしていただきたい。活用していただくことで名張市に健康な方がふえる、そういった取り組みであると私は理解しております。
 その中でこの活用を今後どのようにお考えでしょうか。東京大学というネームバリューを私たちは最大限生かして、この名張市を健康につなげていく、または東京大学もなぜ名張市と連携をしたか、それは名張市がまちづくりで先進的な取り組みをしている町だからこそ、名張のデータを欲しいということで連携をとられたと私は理解しておりますが、お考えありましたらお願いいたします。
○議長(福田博行) 福祉子ども部長。
◎福祉子ども部長(森嶋和宏) 昨年の10月に、医療、介護、健診に関するビッグデータの解析による、その結果に基づいた地域包括システムを充実させていくということで、関係機関、今ご紹介がございました東京大学も一つですけれども、医療経済研究機構という団体であったり、また内閣府の関係と協定をさせていただきました。
 この分析につきましては、今現在進行中でございまして、そうした分析の結果に基づいて、これは今後この地域包括ケアの推進のところで活用していくということになってございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(福田博行) 足立議員。
◆議員(足立淑絵) これの先進的な取り組みは、私はもしかすると松本市が取り組んでる松本ヘルス・ラボという外郭団体がございますが、ここの取り組みに近いのではないかと私は認識しております。そこはと申しますと、松本市では超少子・高齢型人口減少社会を見据え、医療介護周辺産業、健康産業の創出も目指して、また市民の皆様には日々の健康増進の機会提供やご自身の健康状態の見える化を通じ、健康寿命の延伸とよりよい充実した生活を実現していただきたいと考えて取り組まれてる松本市の松本ヘルス・ラボというものがございます。ここは事業者と協力して健康データをとりながら、松本市に住む方が健康でいていただけるような取り組みをしているところでございます。
 せっかく名張が、東大とあとまた医療経済研究機構と連携をして医療向上に取り組むと、しかも医療や介護の実態がわかり、適切な利用を指導することで健康づくりとともに経費削減にもつながると機構研究部の副部長の方もおっしゃってくれてますので、名張市がなぜこれを取り組んだのか、健康な方をふやすということももちろんですけれども、名張の経費を少しでも削減するということを目的としてしっかりと取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 じゃあ続きまして、大分ちょっと医療のほうで時間をとってしまいまして済いません。
 観光につきまして、ことしのENNの方向性と目標はわかりました。ありがとうございます。引き続きその方向で法人化へ向けて、また直接セールスをすることにより海外の方の集客に努めていただきたいと思います。
 また、チャレンジ100の事業ですけれども、そちらも軽トラ市、先日参加をさせていただきましたが、かなりたくさんの方にもお越しいただいてたようでございます。名張はもともと農業で栄えた町でございますので、やはり農業にもしっかりと力を入れていただきたいと思ってますので、この取り組みをさらに推進していただけたらと思います。
 あと後継者不足のところで、三重県が今取り組んでる事業で、名張の中ではそういったこと、ある程度把握しているけれども、どのように今後サポートしていくのかというところで、例えば窓口を設けてそういった後継者のいない、またはそういった方が問い合わせる場所をつくることで、また名張がせっかく起業支援等々、そういった働きかけもしてます。サラリーマンとして勤める方もいれば、一つの事業の社長として頑張りたいという方もいろんな方がいらっしゃると思いますので、そういった方にもうまくつなげれるようなマッチングできるような、そういった窓口を市に設けるというのはいかがでしょうか。
○議長(福田博行) 産業部長。
◎産業部長(杉本一徳) 現在そういった市の窓口は産業部、商工経済室ということでなっております。そんな中で、実際にもう後継者がいなくてせっぱ詰まってるというようなケースというところまでは、今現在は把握できてないわけですけれども、三重県の事業承継ネットワーク事務局のほうとも連携しまして、そういった方についてもきっちりと拾い上げてくるところまでは至ってないということです。
 そんな中で市の産業部、商工経済室、それから名張商工会議所、3者連携しながら各事業者に合ったサポートを調査研究、それから啓発していきたいということで取り組んでおります。
○議長(福田博行) 足立議員。
◆議員(足立淑絵) ぜひともいろんな切り口で、名張市でお勤めをされる方、また起業される方がふえることを願っております。それが産業の活性化につながるというところでございますので、よろしくお願いいたします。
 続きまして、農泊につきましてですが、問い合わせもあるというところで、農泊をやりたいという方の問い合わせがあるということは非常にありがたいなと思っております。名張は実は今宿泊の地として、都会の方だけでなく外国人の方も名張を宿泊の地としてお選びをいただいております。
 なぜかと申しますと、名張を中心に周りには日帰りで行ける観光地がたくさんございます。ですので、長期に泊まりたい方においては、1カ所にしっかりと根をおろして泊まって、日帰りで京都へ行く、日帰りで名古屋へ行く、そういった動きが、実は名張のある民泊でそういった流れが既にできております。ということは、名張を宿泊の地としてお選びいただける要素を持ってますので、それをまた民泊という形で、先ほどの記事にもございましたが、営業化のできるところを営業制限の除外をして、県内では初めての取り組みで、名張と伊賀市の中心市街地に民泊ができるようになったところですので、しっかりとそれを生かしていただきたい。
 さらには、こちらの映像にもございますけれども、県の建築士会でやはり重要な文化財を残してほしいという思いが込められたトレカが完成をしたという記事になってます。そのような中で、名張の魅力はある意味手つかずで、手つかずのまま残っている昔ながらの景色がたくさんございます。それを今後どのように残していくのか、名張市としてどのようにお考えでしょうか。
○議長(福田博行) 都市整備部長。
◎都市整備部長(谷本浩司) 私のほうからは、できましたトレーディングカード、これは歴史的な建物関係のカードでございますが、この観点からご答弁申し上げたいと思います。
 歴史的な建物や町並みの保存活用について、観光や産業振興の観点からご質問いただきました。登録有形文化財を初め、すぐれた歴史や文化に彩られた町並みは豊かな心を育み、その特性を生かした魅力的なまちづくりの大切な資源です。さらにその魅力的な景観や暮らしが多くの方に本市へ訪れていただくきっかけとなり、ひいては市外からの移住促進にもつながると考えております。その実現には、歴史的な建物や町並みを市民共有の財産として大切に保存、継承するとともに、交流促進の場、観光の拠点として、まずは訪れてみたくなるような仕掛けづくりなど、市民、地域、事業者、行政など、多様な主体が一体となり、取り組むことが必要だろうと考えております。
 その一つとして、先般ご所見いただきました一般社団法人三重県建築士会が、市内に所在する登録有形文化財のうち、11件13種のトレーディングカードを作成され、市教育委員会がこれらを有効に活用できるよう寄託を受け、多くの方がその建造物を訪れる仕組みが構築されました。今回の取り組みは、地域資源の再発見、再確認だけではなく、交流人口の確保や観光客の入り込み、地域の活性化が期待できることから、今後もこうした仕組みづくりに取り組むとともに、一方では良好な景観を守り、育てるためのルールづくりとして、景観法に基づく景観計画の策定など、多様な主体が協働連携しながら、四季を通じて変化に富んだ自然景観、観光や産業振興の側面からのにぎわい景観、暮らしの町としての質の高い景観など、次世代に誇りと愛着を持って引き継ぐことができるよう景観まちづくりを進め、移住・定住の促進にもつなげていきたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(福田博行) 足立議員。
◆議員(足立淑絵) 先日、会派で川合議員とともに福井市に視察に行かせていただきました。そこで景観条例について学んでまいりました。福井市の駅周辺にも、名張と同じようにチェーン店といわれるお店が実はたくさんできております。ですが、一見チェーン店とわからないような、例えば看板になっています。それは福井市が取り組んでる景観条例の中に、看板の例えば使える色のぐあいであったり、余り華美な色は使わないとか、そういった条例があることによって、駅前にチェーン店ができても町と一体化してるというところがございます。やっぱり統一感があったり、駅前の景観を守るというところは、やはり条例があるからこそ守れるところもありますので、今産業部のほうでも考えていただいてると思いますので、今後とも都市整備部の方でも考えていただいてるというのはちらっと聞いております。ぜひとも早いうちに進めていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
 あとちょっと時間がなくなってきました。本当に申しわけないんですけれども、フードダイバーシティーのことについてお話をさせていただきたいと思います。
 こちらの記事は、日本商工会議所、東京商工会議所が主催をしましたムスリム観光客対応セミナーというところなんですけれども、このセミナーの内容はというと、実はムスリムの方が食べれる食事をハラールと申しますが、ハラールだけでなくて、ベジタリアンの方にも通じる食の提供ということへ実はお話をいただいております。今それだけ日本の中でも、ハラール対応だけでなく、ベジタリアン対応、またこちらもちょっと見ていただきますと、いろんな宗教であったり、ベジタリアンの方、ビーガンの方であったり、それぞれの方たちが食べるもの、じゃあそれをどのように私たち事業者が対応していったらいいのか、わかりやすくそういった勉強会も東京のほうでは進んでおります。
 ということは、まだ実は地域、地方のほうではこういった取り組みはされてるところは少ないということでございます。まだまだほかの地域が取り組めていないことをいち早く取り組むことで、名張が観光で勝ち残ることができる要素だと私は思っております。ですので、フードダイバーシティーに向けて、ぜひとも名張市もしっかりといい情報を事業者の方、また市民の方へ届けていただき、事業者さんが頑張る、もちろんこれから起業される方にもチャンスがある分野ですので、ぜひとも取り組んでいただきたいと思います。
○議長(福田博行) 足立議員、時間。
◆議員(足立淑絵) はい。時間となりました。また残った質問は選挙が終わった後、頑張りたいと思います。
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